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日刊知的ぐうたら生活

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総合英語(19)&第2回アメリカ南部映画祭(5)

◆総合英語(19)

今年の授業も、残すところあと1回。
今日のテキストは、アガサ・クリスティの作品が子どもの命を救ったという話だったのだが、その中に「lose one's hair」という表現が何度も出てきて、それを解説している先生も、どちらかというと「lose his hair」の進行形なので、ついつい笑ってしまい、まともに顔を見れなかった。(^^;


◆第2回アメリカ南部映画祭(5)

「マザー」
Say Amen, Somebody (1982)
監督:ジョージ・T・ニーレンバーグ
出演:ウィリー・メイ・フォード・スミス、トーマス・A・ドーシー
担当:青山南先生
Xenon Studios - ASIN:B0000560SR

ゴスペル・ミュージックのふたりのパイオニアである「プロフェッサー」と呼ばれるトーマス・A・ドーシーと「マザー」と呼ばれるウィリー・メイ・フォード・スミスの軌跡を追いつつ、教会から生まれたゴスペルをたっぷり聞かせてくれるドキュメンタリー。ほかに登場するのは、サリー・マーティン、バレット・シスターズなど多数。舞台はシカゴ。

※近年、ジャズ・フェスティバルなどで、日本人が歌うゴスペルを聞く機会も多々あるのだが、やはりゴスペルは日本人には無理だと感じた。ゴスペルに限らず、どんな歌でも音楽でも、魂がこもっていれば感動するものだが、ゴスペルだけは、どうやっても日本人が魂をこめることはできないだろう。

では、ゴスペルとは何か?
悪魔のほうに行くとブルース、神のほうに行くとゴスペル。その境目は紙一重だという。マザーこと、ウィリー・メイ・フォード・スミスの答えはこうだ。

・ゴスペルは福音
・体の内側からわきあがる感情
・精霊(スピリット)を分かち合うもの
・歌によって人々の魂を救う

精霊(スピリット)くらい、日本人にだってあるさと思うが、ここでの精霊は、父と子と精霊の三位一体の精霊である。このキリスト教の精霊という感覚は、キリスト教徒でなくては理解できないものだろうし、日々の暮らしの中で、熱心に魂の救いを求めて神を敬うものでなければ、その体の内側からわきあがる感情などは、とても表現できないだろうと思う。

辛い毎日を過ごし、「どうぞお救いください」と神に祈る心があって、初めてゴスペルの世界がわかるのだろうと思う。だから厳密にいえば、ゴスペルを歌うのは、白人にも無理なんじゃないかなと思う。

しかし本当に魂のこもった歌は、宗教なども超えて、たとえ無宗教の人間にでも感動を与えるものだろう。映画の中で、トランス状態に陥る人々がたくさんいたが、その場で聞いていたなら、誰もが多かれ少なかれ、そういう状態になるかもしれないと思った。

最後に、トーマス・ドーシー作曲の名曲「プレシャス・ロード」をエルビス・プレスリーと作家のジェームス・ボールドウィンが歌ったものを聞いた。それぞれに特徴があってよかったが、やはり本家本元のドーシーの歌が最高だと思った。私にはプレスリーは甘すぎる。これはすでにゴスペルではなくて、ポップスだよねと思った。
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【 2004/12/08/23/59/25 (Wed) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)