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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2005年01月 】 

『Pride and Prejudice』 のマスマーケット版

おせち料理は三が日で飽きたので、お昼はたぬきそば、夜はステーキハウスに食べに行った。最近、近所のステーキハウス(激安!)のハンバーグが気にいっていて、いつもハンバーグを食べるのだけど、あの食べ方って他の人には見せられない食べ方かも。

ニンニクチップを追加で頼み、さらにすりおろしたニンンクとニンニク醤油をかけ、塩コショウした上に、ハバネロのホットソースをまんべんなくかける。一緒に食べる相手が夫だからできる食べ方。(^^;

というわけで、高級なお料理屋さんとか、フレンチレストランなんかでは絶対にできない食べ方が、私は好き。おしょうゆはかけちゃいけないとか、塩味足りないのに、塩もこしょうもないとかって、耐えられないのだ。アメリカンスタイルで、ケチャプだのマスタードだの、何でも自由にかけ放題というのが好きだ。そもそも素材うんぬんとかじゃなくて、調味料好きなのかも。

ところで、去年からAmazonに頼んであるジェイン・オースティンの 『Pride and Prejudice』 のマスマーケット版(2005.1.1発売)だが、1日に発送、4日までには配送の予定だったのに、全然送られてこないし、Amazonからもうんともすんとも言ってこない。実は去年頼んだときから、非常に不安だったんだけど、やっぱりダメだったか。遅れるなら遅れるで、お知らせくらいよこせってのよ。お正月だからって、たるんでるんじゃないぞ!と、今年もまた、Amazonとは戦いが続きそうだ。

さて、今年に入ってから、コーマック・マッカーシーの 『越境』 を読んでいるが、お正月で落ち着かないせいか、はたまたあの特殊な文体のせいか、なかなか進まない。というか、スペイン語まじりなので、スペイン語が出てくるたびに、なぜかいちいちそれを覚えようとしているのが災いしている。

でも、厳しい寒さの中での緊迫した狼と少年の描写が素晴らしい。集中しないと、なかなか難しい文体だけれど、明日からは一人の時間もできるので、徐々に進むだろう。マッカーシーは、時々何を血迷ってか、一部で哲学的なことを書く。今回も例に漏れずなのだが、それも慣れたので、「ああ、ここか」という感じで流せるようになった。実際、この哲学的な部分に、何の意味もないのだ。

しかし、「まだ昇らない月の光が東の谷間にかかっている霞を硫黄色に煙らせている。ビリーがじっと眺めていると月明かりが荒涼たる平原に流れ出し、やがて大地の向こうから白い太ったぶよぶよの月が昇ってきた」なんていう月の描写は、マッカーシーならではの描写だと思う。月は美しく描かれるものと、だいたい相場が決まっている。だけど、「白い太ったぶよぶよの月」って、たしかにあるな。

マッカーシーの<ボーダー・トリロジー>の他2作に比べても、この作品は、自然を非常に鋭く観察している作品だと思う。退屈な情景描写はあまり好きではないが、これに関しては、ひとつひとつの文章をゆっくり噛みしめて読みたいといった感じ。一気に素早く読めるのが面白い本だとも言えるが、この作品のように、どれだけ時間がかかっても、大切にじっくり読みたいものもある。
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【 2005/01/04/23/38/22 (Tue) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)