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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2005年03月 】 

研究社の小英文叢書

現在、バーナード・マラマッドの 『The Complete Stories』 を、少しずつ丹念に読んでいるのだが、先日購入した4月からのNHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」のテキストである 『マラマッド短編集』 を、講座の予習も兼ねて、先に読むことにした。今回はしっかり予習して、あらかじめ疑問に思うところをピックアップしておき、その部分は漏らさず聞かなくてはと思っている。

とはいえ、「全短編集」を読むつもりでいるのだから、ちょっと順番が変わるだけの話。しかし、この研究社の小英文叢書というのは、どういうわけかやる気をそがれる本なのだ。

というのも、以前から何度もトライしている ジョン・チーヴァーの短編集 がこのシリーズで(こちらも原書の短編集『The Stories of John Cheever』 を持ってはいるのだが、先に研究社のほうを買ったので、そちらを先に読まないとという変な思い込みがある)、いつまでたっても一向に終わる気配がない。何度も、今度こそ読了しようと思うのだが、本の装丁のせいか、作りのせいか、小説を読むというよりも、いかにも勉強しているという雰囲気になってしまい、途中で嫌になってしまう。うしろにある注釈も、本来は便利なものなんだろうけど、ここを読んでいると、逆にうんざりしてしまうのだ。

ごく薄い本にもかかわらず、本を平らに開けないというのもイライラする原因のひとつ。日本の本の作りは、頑丈といえば聞こえはいいが、けして読みやすい作りではない。背の糊がしつこくつきすぎなのだ。本から手を離してノートでもとろうとすると、まずおとなしく同じ状態で留まってくれない。

しかし、今回のマラマッドは目的があるので、そんなことをものともせず、全部読まなくてはならない(この本を全部講座でやるわけではないが)とは思っているのだが、とにかく研究社の小英文叢書は、私には鬼門って感じ。これが絶版になるのは、大いに頷ける。
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【 2005/03/11/23/56/16 (Fri) 】 読書と日常 | TB(1) | CM(0)