日刊知的ぐうたら生活

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『デセプション・ポイント』

ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』を読了。確かに、「徹夜本」という評判どおりのページターナーだ。もっとも、この作品には「地球外生命体」というモチーフが使われているため、個人的に好みのSFチックな状況設定ではある。それを差し引いたとしても、スピーディな展開で、どんどん先に進ませる手腕は、認めなければならないだろうと思う。でもこういう本は、何も考えなくていいので楽ちんだ。

短い章の繋がりで、場面展開がめまぐるしい。そのため、二人のヒロインの状況が、同時に把握できるようになっている。次はどうなるのか?という好奇心を掻き立たせる各章の切り方は、やはりシドニー・シェルダンと同じだと思う。

そういう書き方は、他のミステリ作家にもたくさんいるが、筆頭に浮かぶのは、やっぱりシェルダンだろう。最初に 『ゲームの達人』 を読んだときには、今回ダン・ブラウンの作品に感じたのと同じわくわく感があったもの。シェルダンも元脚本家だから、そういった場面展開は得意だろうし。

実はこの話は、「地球外生命体」などには全然関係ない話と言ってしまってもいいと思うが、最後まで期待を持たされる。しかし、どうしても腑に落ちない箇所がひとつ。あまり重要でない登場人物二人が、いつのまにか消えているのだ。何の説明もなく。海の真っ只中でのことだから、ひとりでに消えるわけがない。あの二人は一体どうしちゃったのだろう?「地球外生命体」よりも、そちらのほうが謎。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デセプション・ポイント(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 330 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914940 ; 下 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
ページを繰る手が止まらない、ブラウン節健在の、華やかなスリラー!大統領直々の命令で北極まで飛んだレイチェル。その間にも刻一刻と選挙戦の様相は変化し続け……”国家”の名の下に繰り広げられる二重三重の陰謀と駆け引き。そしてレイチェルはついに信じられない事実に直面する!
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【 2005/05/31/23/45/09 (Tue) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

アラブとイスラエル(6)

<6>ユダヤ民族主義に反対したユダヤ人

◆民族と民族主義

・民族を構成するもの
・民族主義(ナショナリズム)運動
・民族としてのユダヤ人の特殊性
・シオニズム(ユダヤ民族主義)運動の特殊性
・前途多難を覚悟していたシオニスト指導者

◆ユダヤ人社会内の反シオニズム派

(1)同化主義派
(2)個人の幸福追求者
(3)ユダヤ教尊重派


※世界をさすらうユダヤ人だが、19世紀後半から20世紀前半におけるユダヤ人移民の95%はロシア帝国からだという。もともとはパレスチナにユダヤ人国家を作る目的で開始された移民だが、パレスチナに移民したのはごく少数で、ほとんどがアメリカに移民している。バーナード・マラマッドはロシア系の移民だから、この中にマラマッドのお祖父さんかお父さんもいたのだろう。

ちなみに、マラマッドの作品の中にも出てくるイディッシュ語は、ユダヤ・ドイツ語ないし、ドイツ語のユダヤ方言だという。主に、中・東欧で使用されていたとのこと。

来週は、授業後に懇親会がある予定。こう言ってはなんだけど、脱線話のほうが面白い先生なので、ぜひ参加したいとは思うのだが、旅行出発前日なので、どうしようかなと。。。


今日は大雨で、学校に着くまでにびしょ濡れになった。去年の台風の時のように、服もリュックも水浸し。まさかそれほど濡れるとは思っていなかったので着替えなどもないし、そのまま授業を受けていたら、すっかり冷えてしまい、風邪を引いたかも?

帰りにBOOK・OFFに寄ったら、クライブ・カッスラーの本が50円になっていた。まさにカッスラーの本を探しにいったので、これはラッキー!ただし、目当てのもの(映画「サハラ」の原作 『死のサハラを脱出せよ』 )はなかったので残念。「サハラ」は、ダーク・ピットというヒーローが出てくる冒険活劇だが、映画のピット役はマシュー・マコノヒー。個人的には特に好きでもないし、特に嫌いでもないのだが、顔がギリシア神話の彫刻みたいで、あまりアメリカ人ヒーローっぽくない感じ。とはいえ、結構アクション映画にも出ている人ではある。黒人奴隷を扱った映画「アミスタッド」では三枚目の弁護士役で、おや?と思ったが。

ニューヒーロー誕生!と言われていた「ヴァン・ヘルシング」みたいに、期待はずれでこけなきゃいいんだけど・・・。本を読む前に、ダーク・ピットのイメージがマコノヒーのイメージになってしまうのはとても嫌なので、映画を観るかどうかはビミョー。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デセプション・ポイント(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 345 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914932 ; 上 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
「ダ・ヴィンチ・コード」の著者ダン・ブラウン、待望の日本最新作!
大統領付きのスタッフ・レイチェル。だが、父は現職と次期大統領の座を駆けた選挙戦の渦中にあり、彼女の立場は複雑だった。そんな時、大統領から緊急に呼び出され、NASAの大発見を確かめてきてほしいというのだが・・・。


◆BOOK・OFF(明治通り店)

『コロンブスの呪縛を解け〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), ポール・ケンプレコス (著), Clive Cussler (原著), Paul Kemprecos (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥700
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 399 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170243 ; 上 巻 (2000/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ナンタケットの冷たい海底に沈む豪華客船、アンドレア・ドリア号の残骸。だが、そこにコロンブス以前の貴重な財宝が眠っていることを知る者は少ない…。NUMA特別出動班のカート・オースチンは、モロッコの沖合いで作業中に、何者かに襲撃されていた美貌の考古学者ニーナ・キーロフを救う。ニーナが探り当てていた人頭石像の秘密とは?NUMAの精鋭総登場の新シリーズ発進。

『コロンブスの呪縛を解け〈下〉』/クライブ・カッスラー (著), ポール・ケンプレコス (著), Clive Cussler (原著), Paul Kemprecos (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥660
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 376 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170251 ; 下 巻 (2000/05)
内容(「BOOK」データベースより)
海中の財宝を独占しようと企む大実業家ハルコンの真の狙いとは何か?その背景には、15世紀に端を発し、300年以上も休眠状態にあったスペインの秘密結社の存在が隠されていた。その理念を継ぎ、合衆国南西部からメキシコにかけて一大新国家を設立、君臨しようという野望。その阻止に動くNUMAの面々に、驚くべき新事実がもたらされる。鍵を握るのはアンドレア・ドリア号だ―。

『殺戮衝撃波を断て〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥660
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 431 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170197 ; 上 巻 (1996/08)
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀なかば、漂着した孤島で豊富なダイヤモンド資源を発見した一組の男女。その子孫であるアーサー・ドーセットはオーストラリアのダイヤ王として、富をほしいままにしていた。だが、その採鉱は膨大な生命を奪う危険な技術を活用するものだった。ドーセットの娘で海洋生物学者のメーブ・フレッチャーを南極で偶然救出したピットは、彼女と協力してこの阻止を図るが…。

『殺戮衝撃波を断て〈下〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥700
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 397 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170200 ; 下 巻 (1996/08)
内容(「BOOK」データベースより)
息子たちを人質に取られたメーブとともに、ピットとジョルディーノはグラディエーター島へと救出に向かった。だが、ドーセットの罠にはまり、三人は絶海を漂流する運命に。彼らが自然の猛威と絶望的な苦闘をつづける一方で、ドーセット鉱山のもたらす衝撃波は、ハワイの200万近い人命を奪おうとしていた…。音速で迫り来る危機に瀕したNUMAの面々の機知と格闘を描く問題作。
【 2005/05/30/23/23/10 (Mon) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

デジカメ購入

機械類に全く興味がないので、PCが不調でも、買い換えるのが億劫だとか、カメラなんか携帯についてるからいい(ほとんどおもちゃだが)などと思っていたのだが、旅行に行くとなると、とりあえず買っておこうかな・・・なんて。昨今のデジカメは小さくて軽いし、フィルムもいらないしと。

というわけで、ヨドバシカメラに行って見ていたところ、店員さんの説明につられて(けして説明が良かったわけではない。また他のカメラの説明を聞くのが面倒だっただけ)、「じゃ、それにします」と言ってしまい、予算の3倍もするデジカメを買ってしまった。きっと、宝の持ちぐされに違いない。

機械には興味がないと書いたが、どれほど熱心に説明されても、はなからハードには興味を示せないので、右から左へと抜けていく。デザイン学校の写真の授業で、優秀な成績を修めた人間とは思えない。ありゃ、まぐれだったんだろう。

自分で現像するほうが好きだから、デジカメなんてものはどうも胡散臭いと思っていたが、時代の波にはかなわない。しかし買ってしまった以上、旅行に行くまでには使いこなせるようにならないといけない。またやることが増えてしまった。ていうか、バカチョンデジカメってのはないんですか?(^^;

携帯で撮った写真は、そのままメールで送ればネットにアップできるが、デジカメのほうは、PCに繋いでハードディスクに入れなければならない。画像アップローダーも必要だ。以前は携帯のカメラもいらないと思っていたくらいだけど、それを考えると、携帯についてるカメラってお手軽で便利!と思う。いかんせん、おもちゃの域を出ないのが悲しい(TU-KAの場合)。


ところで、ダン・ブラウンの 『デセプション・ポイント(上)』 を読書中だが、たしかに面白い。どんどん進む。でもこの書き方は、シドニー・シェルダンと一緒じゃないか?と。ブラウンのほうが、科学的なことや史実などをより詳細に書いてはいるが、似たようなものだと思った。シェルダンを馬鹿にしているような人が、ブラウンを絶賛するというのも、なんだか変。私的には同じに思える。

中に、大昔に北極圏に落ちた隕石の中から、NASAが地球外生命体の化石を発見したという部分があるのだが、そんなセンセーショナルな出来事ですら、政治的に利用することしか考えられない人間ばかりが出てきて、なんて夢がないのだろうとがっかり。

もちろん、主題は大統領選挙に関わる人間たちの陰謀とかそういうことなのだけど、「宇宙人は存在する派」で「NASA大好き」の私としては、その生命体はどこから来たのよ、ねえ、ねえ、ねえ!という感じで、大統領選挙なんかどうでもいいからさ~と思ってしまう。私の中では、ちっぽけな地球の、たかが一国の大統領になることよりも、他の惑星の生命体に会うほうが、よほど重要だ。

『デセプション・ポイント』レビュー
【 2005/05/29/23/52/32 (Sun) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

ダン・ブラウン新作

昨日も書いたが、ずっと前に図書館に予約した本が、一度に重なった。まったく、なんでこうタイミングが悪いんだろう?普通ならタイミングがいいと思うところかもしれないが、今の状態では、途方にくれるばかり。

しかも今日借りた3冊は、この後予約が入っているので、延長もできないし、今を逃したら、次はいつになるかわからない本ばかり。そんなにじっくり読む本でもないと思うけど、あせって読むのもどうかと。例え延長できたにしても、返却日にしか手続きできないし、その日にはもう日本にはいないので、どっちにしても無理。

先日借りた南部ものの本と、今日借りた人気のある本と、どちらを優先したらいいものやらだ。どちらにしても、旅行に行く前に返却しなくちゃいけない。

ダン・ブラウンは、『ダヴィンチ・コード』 が500人近くの予約があって、なかなか借りられないので、新刊を狙ったのだが、狙いは当たっていたけれど、よりにもよって今じゃなくても・・・という感じ。この作品は、2001年に書かれたものなので、ダン・ブラウンにとっては新作ではないが(『ダヴィンチ・コード』は2003年)、日本では新作ということになっている。『ダヴィンチ・コード』との関連もない。

ファンタジーの『セプティマス・ヒープ』は、大型の本にしては珍しいソフトなカバーで、装丁も凝っているので買ってもいいかなとは思ったものの、現代のファンタジーにはハズレが多かったりするし、これもシリーズものなので、とりあえず1巻目は借りることにしたのだが、予約した時はすぐに読めると思っていたのに、準備できるまでに予想外の時間がかかった。

で、「七番目の息子のそのまた七番目の息子」という設定は、どこかで読んだ記憶があるのだが、全然思い出せない。その設定に重大な意味があるのかと思いきや、結局大したことじゃなかったりするんだな。これが寝不足になっても悔いがないほど面白ければいいんだけど。。。

ところで、バーダマン先生の『わが心のディープサウス』を再読。旅行前の情報収集のためだが、この文章と写真を見ると、どこに行けばツボかがわかるだろうと思って。もちろんこの本はニューオリンズのことだけではないが、私の南部のイメージの一位であるミシシッピ川についても結構書かれているので、必読だろう。

ジュリー・スミスは1冊読み終えた。2作目を続けて読みたいところだが、たぶんダン・ブラウンのほうを先に読むことになるだろうと思う。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ニューオーリンズの葬送』/ジュリー・スミス
新書: 422 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016038 ; (1993/10)

※画像は原書 『New Orleans Mourning (Skip Langdon Novels)』/Julie Smith


<再読>
『わが心のディープサウス Lands&Memory 記憶の風景』/ジェームス・M・バーダマン (著), スティーブ・ガードナー (写真), 森本 豊富 (翻訳)
単行本: 125 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309267815 ; (2004/09/02)


◆図書館貸し出し

『セプティマス・ヒープ (第1の書)』/アンジー・セイジ (著), 唐沢 則幸
単行本: 550 p ; サイズ(cm): 22
出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812420768 ; 第1の書 巻 (2005/03)
出版社 / 著者からの内容紹介
七番目の息子のそのまた七番目の息子には、神秘の「魔力」が宿る…。平俗魔法使いのピープ家に七人目の息子・セプティマスが誕生した。だが赤子は死に、死体を助産婦に奪われてしまう。同じ日、父サイラスは生後まもない女児を拾う。一家はジェンナと名づけて育てるが、その正体はなんと闇黒魔法使いに命を狙われる王女だった…。

『デセプション・ポイント(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 345 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914932 ; 上 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
「ダ・ヴィンチ・コード」の著者ダン・ブラウン、待望の日本最新作!
大統領付きのスタッフ・レイチェル。だが、父は現職と次期大統領の座を駆けた選挙戦の渦中にあり、彼女の立場は複雑だった。そんな時、大統領から緊急に呼び出され、NASAの大発見を確かめてきてほしいというのだが・・・。

『デセプション・ポイント(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 330 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914940 ; 下 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
ページを繰る手が止まらない、ブラウン節健在の、華やかなスリラー!
大統領直々の命令で北極まで飛んだレイチェル。その間にも刻一刻と選挙戦の様相は変化し続け……”国家”の名の下に繰り広げられる二重三重の陰謀と駆け引き。そしてレイチェルはついに信じられない事実に直面する!
【 2005/05/28/23/39/41 (Sat) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

『ニューオーリンズの葬送』

昨日、図書館で借りてきた、ジュリー・スミスの 『ニューオーリンズの葬送』 を読んでいる(※画像は原書 『New Orleans Mourning (Skip Langdon Novels)』 )。ハヤカワのポケミスを読むのは久しぶり!ってこともあって、やめられない。面白い。ミステリにしちゃ、訳がどうかな?(特に会話部分)とは思うのだが、ニューオーリンズの実在のレストランとかカフェとかもたくさん出てくるし、各通りの特徴なども書かれていて、ちょっとしたガイドブックのような感じもある。最初に、有名なカーニバル、マルディグラの説明もあり、なるほど~と勉強にもなったし。それに、ニューオーリンズの訛りについても詳しく書かれてあって、それも役に立つ。とはいえ、全部覚えちゃいないが。

話のほうは、スキップ・ラングドンという特に美人でもない大柄な女性警察官が主人公なのだが、マルディグラで殺人事件が起こるものの、たいしたアクションもなく、普通だったら退屈と思うような展開。ところが、どこがどう面白いのか、よくわからないのだが、なぜか引き込まれてしまう。半分まで読んだが、それでもどこがどう面白いのかはっきりしない。なのに、やめられない。まさしくページターナー。

マルディグラの観光客側からの話はたまに目にするが、その裏側からの話というのは初めて。非常に差別的な世界なんだなと思ったし、やってる方は何かと大変なのねと思った次第。暑いんだろうなと心配しているニューオーリンズも、この時期は寒いらしい。


ところで、今日もまた図書館から予約の本が準備できましたという知らせが来たのだが、てっきり残りの南部ものかと思ったら、ずっと前に予約した、ファンタジーとダン・ブラウンの新作のことだった。にしても、なんで今なの?という感じ。物事って、重なる時には重なるもんなんだなあ・・・。いずれにしても、全部旅行前に返さなきゃいけないし、とてもじゃないが読みきれない。(--;

とはいえ、ダン・ブラウンの新作は、これを逃したら今度はいつになるかわからないし、睡眠不足覚悟で読むしかないだろう。ファンタジーのほうも、ずっと楽しみにしていたものだし。他にもやることが山ほどあるというのに、ほんとに、なんで今なんだろう?ぶぶぶ!
【 2005/05/27/23/32/25 (Fri) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

オークアレイの「長く熱い夜」

図書館に予約した本&ビデオを取りに行った。予約したものが全部揃ったわけではないが、一度に読めるわけでもないから、とりあえず。

今回は、ニューオリンズに行くのに合わせて、すべて南部もの。特にビデオの「長く熱い夜」は、話の舞台はミシシッピだが、ロケはニューオリンズの荘園オークアレイで行われたというので、必見(プランテーションツアーで行く予定)。しかも原作はウィリアム・フォークナー。

で、早速観てみたところ、ポール・ニューマンがあまりに若いので驚いた。そりゃ誰しも昔は若かったわけだが、しわのあるポール・ニューマンしか知らなかったので、へええ~、結構セクシーだったのねという感じ。年をとってから、普通のおじさんになってしまった感じ。

それにしても、フォークナーは難解で暗いなどと言われているけれど、この映画に関しては、そんなこともなかった。最後はすべて丸く収まって、ハッピーエンドになるし。もちろん、原作と映画は違うのだろうが、原作のほうを知らないので、そのあたりは何とも言えない。でも、最後はハッピーエンドじゃないほうがよかったのになあ・・・とも思う。ともあれ、お父さん役のオーソン・ウェルズがすごかった。まさに怪優。

肝心のオークアレイだが、非常にきれい。部屋もオークアレイの内部なのだと思うが、あんなに高いベッドによじ登るのは大変!などと思いながら、プランテーションツアーで観に行くのが楽しみ。大きな木に垂れ下がるスパニッシュモスも、雰囲気があっていい感じ。これまでに観た南部の映画の中では、スパニッシュモスを一番よく見る事のできた映画だと思う。オークアレイは、たぶん今でもあのままほとんど変わりはないのだろうと思う。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し

・ビデオ「長く熱い夜」/ウィリアム・フォークナー(原作)
出演: ポール・ニューマン, その他
監督: マーチン・リット
VHS (1992/11/06)
ビクターエンタテインメント - ASIN:B00005GQ0H

内容紹介
ミシシッピーの田舎町の大農場バーナー家──、独裁的な父親、気弱な息子ジョディ、浮ついた妻ユーラ、年頃を過ぎても結婚できずにいる娘クララ。この一家に、ある暑い夏の日、放火魔の疑いをかけられた若者ベンがやって来る。農場の小作人として働き出すが、やがて、この“予期せぬ訪問者”によって平穏な家庭がかき乱され、一家の後継者をめぐってある大事件が起こるのだった・・・。ハリウッドの大スター、ポール・ニューマンが野心あふれる若者を力強く演じ、カンヌ映画祭主演男優賞を受賞、実妻ジョアン・ウッドワードと初共演を果たした記念すべき一作。ノーベル賞作家ウィリアム・フォークナーの小説「村」を名匠マーチン・リットが映画化。鋭い人物描写が冴えわたる文芸大作。




『欲望という名の電車』/テネシー・ウィリアムズ
文庫: 221 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102109064 ; (1988/03)


『ニューオーリンズの葬送』/ジュリー・スミス
新書: 422 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016038 ; (1993/10)

内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズの街を熱くするカーニヴァルの興奮は、山車にのった〈王〉の登場で頂点に達した。そのとき、沿道のバルコニーにいたカウガール姿の人物が腰の拳銃を抜き、おどけた調子で〈王〉に狙いをつけると、引き金をひいた。次の瞬間、〈王〉は床にくずおれた。事件を目撃したスキップ・ラングドン巡査は、被害者を知っていた。学校時代の友人の父親、ニューオーリンズの政財界を牛耳るサンタマン家の主人チョンシー・サンタマンだ。市民権運動の熱心な活動家として人望も厚かった彼が、なぜ?サンタマン家の知りあいということで交通巡査から殺人事件の捜査に抜擢されたスキップは、初めての経験にとまどいと興奮を覚えながら捜査にあたった。だが、旧家の歪んだ人間関係の裏には、思いも寄らない衝撃的な秘密が…。猥雑なエネルギーに満ちた街を舞台に、旧家の悲劇を重厚な筆致で描く、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。




『殺し屋が町にやってくる』/ジュリー・スミス
単行本(ソフトカバー): 413 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016240 ; (1995/07)

内容(「BOOK」データベースより)
「関係者諸君、おれはついに帰ってきた。さっそく2人殺したが、おれはけっしてつかまらない」70年以上も前、斧を使って残虐な殺人を重ね、ニューオリンズの街を震撼させたアックスマン。その悪名高き殺人犯の名をかたった大胆な犯行声明に、刑事たちはいっせいに色めき立った。折りしも殺人事件が2件起きたばかりで、いずれの現場にもアックスマンの頭文字Aが書き残されていた。特別捜査班の一員に抜摺された新米の女刑事スキップ・ラングドンは、被害者の2人が依存症の自主治療会に参加していたことを知る。はたして犯人はメンバーの1人なのか。さまざまな過去を持つ人々が織りなす複雑な人間関係から、スキップが見出した意外な真相とは。前作『ニューオリンズの葬送』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した著者が、エキゾチックな古都に秘められた悲劇を情感豊かに描きだすシリーズ第2弾。




『死者に捧げるジャズ』/ジュリー・スミス
単行本(ソフトカバー): 437 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016518 ; (1997/07)

内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズ伝統のジャズ・フェスティヴァルを数日後に控えた四月のある夜、祭りのプロデューサーであるハム・ブロカートが自宅で刺殺体となって発見された。気さくな人柄で誰からも愛されていた彼をいったい誰が?それと時を同じくしてハムの異母妹メロディが忽然と姿を消した。彼女が兄を殺した犯人なのか?それとも殺人を目撃して犯人に拉致されたのか?メロディの行方を捜す女刑事スキップは、やがてブロカート一族にまつわる過去の痛ましい出来事を掘り返すことに。



『ロックンロール・ウイドー』/カール・ハイアセン
文庫: 522 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167661837 ; (2004/12)

出版社より
全米で三十万部を売り上げた巨匠の最新作!
ロックの大御所の死の謎を追い、怪人物満載のロック界へ突入するは死亡欄専門記者ジャック! 爽快な笑いを堪能できる犯罪小説。

【 2005/05/26/23/42/40 (Thu) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

野球観戦@神宮球場

◆「ヤクルト1×6西武」

実は、昨日神宮に野球観戦に行く予定でチケット(バックネット裏)を貰っていたのだが、夕方になってから、前日に続いての突然の大雨。それでも30分程度で止むだろうと、ビールもつまみも準備万端でいたところ、全然降り止まず、試合開始時間直後に中止宣言。しょうがないので、テレビで「横浜×ソフトバンク」の試合を観ながら、持っていくはずだった食料を平らげた。

今日になって、また知り合いから電話があり、今日のチケットもあるという。最初は遠慮したのだが(というか、またいろいろ用意するのが面倒だった)、他に誰も行かないというので、結局また貰いに行き、昨日のリベンジとなった。

幸いにも今日は天気も良く(風が冷たくて寒かったが)、用意したものも無駄にならずに済んだ。ヤクルトも西武も特にファンではないが、神宮球場で観戦するのは気持ちがいい。やはり野球観戦は屋外に限る。今日のチケットもバックネット裏だったので、よく見えたし。

西武は松坂が完投。セリーグのホームグラウンドなので、松坂もバッターボックスに立ったし、面白かった。この2チームで、どちらを応援するかといえば、当然ヤクルトなのだが、松坂が完投したってことはヤクルトの負け。それでも、ヤクルトの中では贔屓の岩村がホームランを打ったし、8回には、怪我でしばらく出場していなかった五十嵐も投げたしで、満足。そういえば、古田がいなかったけど、どうしたんだろう?

かなり寒い中での観戦だったけど、今年初だし、最後まで雨も降らずで良かった。しかし、どうも私が球場に足を運ぶと、必ず応援するチームのほうが負けるような気がする。だから横浜には行けない。逆に言えば、横浜を勝たせるために、他チームの球場に行って、そのチームを応援するという手もあるな。(^^;

ニューヨークで、運良くヤンキースの試合があったら、ぜひ観てみたいと思っているが、その場合、悪いけど、きっとヤンキースの負けだろう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』/フランク・エドワーズ (著), 中場 一典 (翻訳), 今村 光一 (翻訳)
単行本: 236 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 曙出版 ; ISBN: 4750806072 ; PART1 巻 (1990/12)

内容(「BOOK」データベースより)
私たちの科学は"万能"という幻想のもとに地球上で起こるあらゆる事象に明確な答を出してきた。そして、科学で容易に割りきれぬことがらに対しては、"現時点では不明"という便利な一言で片づけられてきた。本書は、そうした"現時点では不明"な、「科学では解明できない不思議なできごと」を厳密な裏づけを通して収録したものである。本書中の物語はすべて実話であり、いまだに謎として残るものである―。

【 2005/05/25/23/20/46 (Wed) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

ある日のダースベーダー

ニューオリンズを舞台にした本・・・と思って、図書館にジュリー・スミスのミステリを予約したりしていたのだが、なんだ、うちにもあったじゃん!ジェームズ・リー・バーク作、<ニューオリンズ警察警部補デイヴ・ロビショー>シリーズ。青山先生の 『南の話』(内容(「BOOK」データベースより)─アラバマ、ミシシッピ、ルイジアナ、ジョージア…数多くの小説が生まれる場所、ブルーズの聖地、ヴァンパイアの都、怪しく美しいアメリカ南部をめぐる、みんな南の話。)にも、ちゃんと書いてあったはず。というわけだから、一度古本屋に売ったものを、慌てて再度買い戻したという、いわく因縁つきのシリーズ。

で、うちには、『ネオン・レイン』『ブラック・チェリー・ブルース』、シリーズ外の 『シマロン・ローズ』(元テキサスレンジャーの弁護士ビリー・ボブ・ホランドシリーズ)があったっけ・・・すべて未読だ。ならば、この機会に!と思ったのだが、図書館から予約の本が用意できましたと連絡が来てしまったし、それじゃ図書館の本のほうを先に読まないといけないな、ということで、うちにあったと思い出したはいいが、先送り。ニューオリンズに行く前に読めるかどうか。。。現在読書中のマキャモンも、中断しないといけないかも。
※画像は『ネオン・レイン』の原書 『The Neon Rain』/James Lee Burke

それと、今日は 『クレイジー・イン・アラバマ』 のDVDも届いた。タイトルはアラバマだが、撮影はルイジアナらしい。実はこの原作のほうは大好きなのだが、映画のほうはちょっと原作とイメージが違うので(個人的に)、ずっと買うのをためらっていた(映画自体は、昨年「南部映画祭」で観た)。でも、たまたまマーケットプレイスで半額以下になっていたし、この映画に出てくるニューオリンズ名物「ハリケーン・カクテル」を確認しておきたくて、買ってしまった。



◆ある日のダースベーダー

先日、新宿三丁目DMXにて、ダースベーダーになってみました。友だちの馳夫さんが記念写真を撮ってくれました。暗いので、ちょっと不鮮明ではありますが、宇宙人なので、これくらいがちょうどいいかもしれません。ちなみにダースベーダーのヘルメットは、ドンキホーテで売ってますデス。ダースベーダーの声も出ます。スター・ウォーズファンは絶対買いでしょう。ところで唐突ですが、数年前のコムデックスで、マイクロソフトのビル・ゲイツがハリー・ポッター、副社長がダースベーダーの扮装をしたのを思い出しました。遊び心って大事です。



◆マーケットプレイス

DVD 「クレイジー・イン・アラバマ コレクターズ・エディション」
価格: ¥3,990
ユーズド価格 : ¥1,500+送料¥340=¥1,840 (岡山市 hosinori)
出演: メラニー・グリフィス, ルーカス・ブラック, その他
監督: アントニオ・バンデラス
• DVD (2001/04/04)
• ソニー・ピクチャーズエンタテインメント─ASIN:B00005LMBO
【ストーリー】
1965年の夏。アラバマに住む少年、ピージョーは、大人になるうえで必要な“自由”といった問題に関して、にわかにいろいろ学ぶことになる。先生となるのはまったく思いもよらない人物 ――ゴージャスでエキセントリックな叔母のルシールだ。彼女は夫の暴力を逃れ、テレビスターになる夢を叶えようとハリウッドに旅立つ。殺した夫の首といっしょに…。きらびやかなハリウッドとアラバマの小さな町を舞台に2つのユニークな物語が交錯する。
【 2005/05/24/23/53/29 (Tue) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

アラブとイスラエル(5)

<5>ユダヤ民族主義の出現

◆民族主義運動としてのシオニズム(ユダヤ民族主義)の歴史的特殊性

(1)ユダヤ人の祖国帰還願望の歴史的連続性
(2)祖国再建計画の背後にあった宗教的背景
(3)キリスト教徒、ヨーロッパ大国によるユダヤ人エルサレム帰還構想


◆現代シオニズム運動の誕生

●ヨーロッパにおける2つの相反する潮流

・西ヨーロッパ
・東ヨーロッパ


〓〓〓 BOOK

◆文英堂書店(古書店@早稲田)にて

『新潮世界文学 31 モ-ム Ⅱ』/ウィリアム・サマセット・モーム (著), 田中 西二郎 (翻訳), William Somerset Maugham
価格: ¥4,587
ユーズド価格 : ¥500
単行本: 763 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4106601311 ; 31 巻 (1968/08)
目次
ラムベスのライザ/月と六ペンス/お菓子と麦酒/劇場


『筑摩世界文学大系 (35) ホーソーン、マーク・トウェイン』/ナサニエル・ホーソーン (著), マーク・トウェイン (著), 大橋 健三郎 (翻訳)
価格: ¥6,090
ユーズド価格 : ¥250
単行本: 476 p ; サイズ(cm): 23
出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480206353 ; 35 巻 (1973/10)
目次
●ナサニエル・ホーソーン
七破風の屋敷
●マーク・トウェイン
その名も高きキャラベラスの飛び蛙/私の南北戦争従軍記/アダムとイヴの日記/百万ポンドの紙幣/不思議な少年


◆BOOK・OFF(明治通り店)にて

『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』/フランク・エドワーズ (著), 中場 一典 (翻訳), 今村 光一 (翻訳)
価格: ¥1,264
ユーズド価格 : ¥105
単行本: 236 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 曙出版 ; ISBN: 4750806072 ; PART1 巻 (1990/12)
内容(「BOOK」データベースより)
私たちの科学は"万能"という幻想のもとに地球上で起こるあらゆる事象に明確な答を出してきた。そして、科学で容易に割りきれぬことがらに対しては、"現時点では不明"という便利な一言で片づけられてきた。本書は、そうした"現時点では不明"な、「科学では解明できない不思議なできごと」を厳密な裏づけを通して収録したものである。本書中の物語はすべて実話であり、いまだに謎として残るものである―。

目次
消えたデビッド・ラング氏の霊界からの声
半世紀早く無線電信を発明した男
鯨の胃袋から生敢還した男
未知の怪獣と"悪魔の足跡"
突然姿を消した30人のエスキモー
何千年も生きていた化石
巨大海獣と消えた船の謎
奇妙な夢のお告げを証する記念碑
3千年も眠りつづけていた"正夢"
夢のもつ恐るべき予知能力〔ほか〕
【 2005/05/23/23/44/19 (Mon) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

「レモニー・スニケットの世にも不幸せなものがたり」

◆映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せなものがたり」
公式サイト

これから観に行きます!
原作 『A Series of unfortunate Events』 の3作分くらいがひとつにまとめられているみたいで(ストーリーも入り混じっている)、ちょっとがっかり(原作は全13作刊行の予定なので、13作観れるのかと楽しみにしていたのに)。ヴァイオレットもクラウスもイメージが違うし、ぴったりなのは赤ん坊のサニーだけかな?悪名高いオラフ伯爵(ジム・キャリーですが)は、イラスト通りという感じだけど・・・。ともあれ、日本語の翻訳が酷かっただけに、映画ではどんな出来になっているのか楽しみ。日本語では表現が難しいスニケットの言葉遣いの妙が、ちゃんと伝わってくるかどうかがポイントだろう。



・・・で、観てきました!

あ”~、やっぱりレモニー・スニケットの作品は、本でなければダメってことかあ!考えてみれば、アクションシーンもそんなにないし、スニケットの語りの面白さが秀逸なんであって、それを映像化するっていうのは、かなり難しい。絵的には、原書の装丁や、イラストレーターのブレット・ヘルクィストの雰囲気に忠実な感じで良かったんだけど・・・。

ヴァイオレット役はまあいいとしても、やっぱりクラウスは違うだろー!って感じ。でも、サニー役って双子使ってたんだ!とびっくり。だったら、もうちょっとサニーのおしゃべりが欲しいところ。3作目に出てくるジョゼフィーンおばさん役がメリル・ストリープだったのにも驚いた。演劇評論家役で、ダスティン・ホフマンも出ていた(クレジットに名前がなかったけど、あれはホフマンだよね?)。

でも、何と言ってもうざいのは、オラフ伯爵役のジム・キャリー。あの大げさな演技は、どうしても好きになれない。「世にも不幸せな・・・」とはいえ、たしかにコメディであることは間違いないんだけど、彼独特のオーバーアクションが、全てをダメにしている。スニケットの世界が、あれで壊れちゃったという感じ。個人の好き嫌いもあるだろうけど、いくらあのオラフ伯爵でも、あれはちょっとやりすぎ。マジでうざい!

それと、原作者レモニー・スニケット役は、本人よりカッコ良すぎでしょう。顔も出ないのだから、どうせなら本人が出れば良かったのに。で、実はエンドクレジットが流れる場面のバックのイラストが、一番面白かった。あれは結構気にいったので、全部あのイラストで作って欲しかったなあ。

そして最後に、「でも、この三人は幸せなのです」なーんて言っちゃいけないでしょう。けしてハッピー・エンドではない!と断言しているんだし、不幸な身の上でも心は幸せだなんて、冗談じゃない。万一、続編があるとすれば(もう期待していないのだが)、間違っても幸せだなんて思わせてはいけないのに。。。「世にも」不幸な話なんだから、大真面目に不幸だと断言しなければいけないのだ。ああ、じれったい!
【 2005/05/22/16/58/51 (Sun) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)