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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2005年08月 】 

宮沢賢治といしいしんじ

図書館で借りている本、本当はいしいしんじの本を読んでみたくて予約したのだが、先にジョン・ピールの「これははまる」本のほうを読み終えた。近未来のコンピュータ社会に起こった話なのだが、まあ、たしかにはまる。でも、「ドラゴンランス」ほどではなかった。しかし、生活すべてをコンピュータに頼るようになると、こんなことも起こり得るんだなあと怖くもあった。

子どもの頃に身近にコンピュータがあったら、私は絶対にプログラマーになっていただろうと思う。というわけで、こういう世界は好きなので、なかなか興味深く読めた。児童向けに書かれているのがもったいない。内容は、大人でも十分面白い。

さて、『2099 恐怖の年』 を返しがてら、用意されていた予約本を受け取ってきた。家に帰って、3冊になったいしいしんじの本をパラパラとめくっていたら、これってやっぱり宮沢賢治だろうという思いにとらわれた。今日借りた本は「セロひきのゴーシュ」、先日の 『プラネタリウムのふたご』 は「双子の星」、といったところか。

私は賢治ファンだから、下手に真似しているだけだったら怒っちゃうかもしれないが、それでもまあいい。どれくらいの賢治度なのか、これから確かめてみよう。名前のつけ方とか、擬音語の多用など、ざっと見ただけでも類似点はたくさんある。これでストーリーにオリジナリティがあって、その上面白ければ、賢治とは別に認めてあげようって感じ。

ちなみに、私は賢治の 『銀河鉄道の夜』 とかが好きなのではなく、山猫などが出てくる話が好き。『銀河鉄道の夜』は、賢治の中ではむしろ特殊な作品なので、「賢治=銀河鉄道」という図式で考えられると困る。世の中ではそういう見方が一般的なのも事実ではあるのだが。それと、詩というものはあまり好きではなく、読みたいとも思わないのだが、宮沢賢治の詩だけは好きだ。字面まで絵になっているのがすごい。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『逆襲―2099恐怖の年〈6〉 2099恐怖の年 (Book6)』/ジョン・ピール (著), John Peel (原著), 唐沢 則幸 (翻訳)
単行本: 201 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 偕成社 ; ISBN: 4037445603 ; 6 巻 (2003/03)
カバーより
コンピュータウィルス<終末の日>は破壊されたが、デヴォンのプログラムにより、核廃棄物運搬船が地球へと迫っていた。トリスタンは、宇宙空間で、デヴォンと最後の決戦を迎える。クローン対クローン、正義対悪。トリスタンは、はたして世界を救えるか?生き残るのは誰だ?


◆図書館

『麦ふみクーツェ』/いしい しんじ (著)
単行本: 441 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 理論社 ; ISBN: 4652077165 ; (2002/06)
内容(「MARC」データベースより)
数学教師の父とティンパニストの祖父とのささやかな生活。しかし紳士と人から慕われる祖父は、音楽となると常軌を逸したところがあった…。音楽家を目指した少年のビルドゥングスロマン。

『海辺の家族』/アリス ホフマン (著), 深町 真理子 (翻訳)
単行本: 270 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152076887 ; (1990/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ボストンの北方、美しい海辺の町。天文学者の父親、カメラマンの母親、子供2人で暮すファレル家を、ある日突然悪夢が襲った。5年前の輸血で原因で、娘のアマンダがエイズを発症したのだ。驚き、怒り、悲しむ家族。感染を恐れる隣人たち。パニックに陥る学校。その中で、アマンダは女子体操の選手として全力をつくそうとする。ジョーゼフ・ヘラー、カート・ヴォネガットらがその才能の感嘆した作家が清冽な美しい文体で描きあげる、感動の長篇。 ※画像は原書 『At Risk』

『セカンド・ネイチャー』/アリス ホフマン (著), Alice Hoffman (原著), 田辺 亜木 (翻訳)
単行本: 250 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087732428 ; (1996/02)
内容(「BOOK」データベースより)
男には名前がなかった。ひどく痩せていて、人前では声を出そうとしなかった。患者第3119号。人々は密かに"狼男"と呼んでいた。烈風を伴った雨が窓を激しく叩き、男はうずくまり震えだした。その時、女は手を伸ばし、男のコートの袖に触った。指の温もりが男の肌まで届いた。それは同情だったかもしれないし、何かほかのものかもしれなかった。女は長年暮らした夫との生活に傷つき、疲れていた。女は男を外に連れ出した。それが犯罪になることはわかっていたが…。狼に育てられた青年と年上の女性、奇跡のラブ・ストーリー。
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【 2005/08/03/20/29/39 (Wed) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)