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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2005年09月 】 

『新訳 アンクル・トムの小屋』

ハリエット・ビーチャー・ストウの 『新訳 アンクル・トムの小屋』 を読書中。これは、かのジョージ・オーウェルも「B級だが間違いなく面白い本」としてあげている作品だし、なにしろ南部ではたくさん売っている本だから、やっぱり一度は読んでおくべきだろうと思って、図書館で借りた。今や、B級という評価も改められつつある本である。

しかし、どうも訳が気にいらない。「新訳」なのだが、黒人の会話はやっぱり東北弁だし(このあたりはどう訳すべきか難しい問題だと思うが)、日本語的にもちょっとどうなんですか?という感じ。

そう思ったのは私だけではないようで、ところどころに書き込みがしてあって(図書館の本に書き込みしちゃいけません!)、「原文では逆」とか、「これでいいのか」なんてことが書いてある。それが気になって、というか、実際その指摘が面白くて、そういう部分を探してしまったり・・・。

途中から何も書かれていないので、その人は、どうやら途中で読むのをやめたのかもしれない。実のところ、私も読む気が失せている。原書はワーズワース版を買ってあるのだが、やっぱりこれは原書で読んだほうがいいだろうかと。しかし作者のストウ夫人も、文章はあまり上手なほうではなさそうだ。

おそらく物語としては面白いのだろう。まだ半分も読んでいないから、内容に関しては何とも言えないが、この小説が元で南北戦争が起こったという説もあるくらいだから、ぜひ読んでおくべきだとは思うのだが、この日本語は、読むのが辛いかもぅ。

ちなみに、バーダマン先生と村田先生の共著である 『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』 から、『アンクル・トムの小屋』について引用しておこう。


アンクル・トムの小屋

「奴隷解放論者」と呼ばれる北部の改革主義者は奴隷制度を廃止しようとしました。奴隷制度に反対するよう多くの人々を説得したのです。しかし、奴隷解放論者の文書や演説に心を動かされなかった人々も、1852年にハリエット・ビーチャー・ストウが出版した『アンクル・トムの小屋』という小説に感化されているのに気づきました。

『アンクル・トムの小屋』は1年で30万部以上が売れ、その当時では驚くべき販売部数でした。その小説は親切で信心深いアンクル・トムの話です。彼は白人の少女の命を救いますが、後に残酷な主人サイモン・リグリーに売られてしまいます。逃亡した2人の奴隷がどこに隠れているのかについてアンクル・トムが口を割らないでいると、サイモン・リグリーは彼が死ぬまで鞭で打つのです。アンクル・トムの運命に北部の読者は憤りでいっぱいになり、一部の人は武器を取り、南部に強制的に奴隷制度を廃止させようとすら思いました。
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【 2005/09/10/23/51/06 (Sat) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)