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日刊知的ぐうたら生活

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Donna Vanliere

先日、Donna Vanliere の 『The Christmas Shoes』 を読んだところだが、実は買ったときから何度もトライしては投げ出していた本で、そこを我慢して、今年はようやく読み終えたという状況だったのだ。

しかし、翌年出版された 『The Christmas Blessing』 も買ってあるし、今年もまた 『The Christmas Hope』 を買ってしまった。1作目は面白くないかもしれないけど、次は面白いかも?などと思って・・・。べつに続き物というわけでもないのだから、律儀に毎年買わなくてもいいとは思うんだけど。(^^;

例によって「ちょっといい話」的な本なのだが、「ちょっといい話」を書こうという意気込みだけが見えて、話そのものに盛り上がりもないし、退屈なのだ。不治の病にかかった母親が死んでしまうというのも、なんだか「泣いてください!」と強制されているようで嫌だし。

取り扱っている素材はいいのに、テンポが良くないのか、展開にメリハリがないのか、集中できずに退屈してしまうのがもったいない。そもそも「ちょっといい話」というのは、だいたい「そんなに面白くはない話」なんだなと思う。

当然のことながら、「すごくいい話」のほうが面白いに違いないし、逆に「すごく悲惨な話」のような「人の不幸は蜜の味」的な話のほうが、人間は面白いと思うだからだ。「ちょっといい」くらいの話では、そう簡単に感動はできないだろう。それ相応に年も重ねているから、「もっといい話」もたくさん知っているわけだし。

だったら買わなきゃいいのにと思うのだが、表紙がほら、三角屋根の家があって、雪景色で、キラキラしてて・・・という抵抗できない物体なものだから、中身はともかく、つい手が出てしまうのだ。本当に毎年懲りない。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『The Christmas Hope』/Donna Vanliere (著) ¥1,578
ハードカバー: 213 p ; 出版社: St Martins Pr ; ISBN: 0312334508 ; (2005/10/13)
From Publishers Weekly
Nathan Andrews, who at eight bought shoes for his dying mother (The Christmas Shoes) and as a medical student fell in love with a young heart patient (The Christmas Blessing), takes a backseat in Van Liere's latest Christmas confection. The focus this time is on Patti and Mark Addison. Patti is a devoted social worker, but she can't seem to feel anything for her handsome pilot husband (they sleep in separate bedrooms), and she can't understand why anyone could feel happy during the holidays. Leave it to a child to teach Patti the meaning of Christmas. Emily—who believes in angels and is possibly the gentlest, sweetest child to ever cavort across a novel's pages since Little Nell—quickly insinuates herself into the Addison hearts. Another child's illness introduces the Addison gang to Nathan, now a doctor expecting his own first child. Too much coincidence binds their stories together, but Van Liere serves up another heart-tugging holiday tale. (Oct.)
Copyright © Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.
【 2005/12/21/16/23/23 (Wed) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

「デイジー・ミラー」

今日読み終えたクリスマス本は、ふうん・・・という感じで、特に書くべき感想もない。これはひどい!とか面白くない!と言えるほうが、まだましかな?と。でもあえて言えば、2作目の「The Christmas Miracle」のほうが、いくらかましだろう。

というわけで、周囲の何人かには、わけのわからない小説と言われているヘンリー・ジェイムズの小説のほうにとりかかっているのだけれど、「ねじの回転」の前に「デイジー・ミラー」を読んだのだが、なんとなく、このデイジーという女性が、自分のことのように思えた。

というのも、1800年代の封建的なヨーロッパの上流社会において、アメリカの富豪の娘であるデイジーは、あまりにも奔放すぎるアウトローなのだ。「上流社会の娘が、あんなことをして!」と、周囲の紳士、淑女たちから非難ごうごうの娘なのだ。かといって、実際にふしだらであったりするわけではなく、本人はいたって天真爛漫でしかないのだと思うのだけれど。

で、私は上流でもないし、富豪でもないが、周囲から見れば、おそらくアウトローに見えるのだろうと思う。「まあ!主婦がお酒を飲みに行ったりして・・・」とか、「ご主人以外に男友達がいるなんて・・・」と思われているに違いない。

しかしデイジーと一緒で、やりたいことをやっているにすぎない。主婦がお酒を飲んではいけないとは思っていないし、たまたま友だちの性別が男だったりするだけで、それ以上の意味もないし、自分の人生を楽しく生きて何が悪い?とも思う。デイジー同様、世間の目など、あまり気にしていないから。

というわけで、この「デイジー・ミラー」は、当時としてはかなり奔放な女性についての描写であっただろうから、非常に話題にもなったのだろうが、いつの時代にも、こんなことはよくあることと思える。こんな風に自分の意志で自由に生きる女性には共感を覚える。

ただデイジーが、あまりにあっけなく死んだのと、その死についての言及があまりにそっけないのとに唖然とした。この小説の主人公の男は、デイジーのことが好きだったのに、世間の目や厳格な伯母の目を気にして、なにやかやといいわけしながら(例えば「デイジーは下品な娘なのだ」とか)、デイジーの死に、自分は何の関係もありませんよ的なそっけない態度を取るのがいやらしい。ほぼ毎日のように、デイジーのいるホテルに通い詰めていたというのに。

この主人公に比べれば、デイジーと付き合っていたイタリア男のほうが、ずっと正直で好感が持てる。自分はデイジーとは身分が違うけれど、デイジーが望むことは何でもしてあげたい、一緒にいれるだけで幸せなのだと言える、この男のほうが、体裁ばかり気にしている主人公よりも数倍いい。

この時代、女性は何かというと気を失って、すぐに気付け薬の瓶を嗅ぐというようなことをしていたわけだから、デイジーが主人公の男を好きだったとすれば、男に拒絶されたショックで死んだとしても不思議はない。自由奔放な娘でも、心は非常に傷つきやすかったとは言えないだろうか?

ヘンリー・ジェイムズは、デイジーという女性を描いたつもりだったのだろうが、私は体裁と世間体を気にする優柔不断男の典型を見せられているような気がした。時代背景を考慮しても、こんな男は嫌だ。だいたい、いい年をした大人の男が、伯母様のお供をして旅行をしているなんて、気持ちが悪い。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『A Prairie Christmas: A Pair of Novellas Celebrating the Age-Old Season of Love』/Pamela Griffin (著), Maryn Langer (著)
ペーパーバック: 220 p ; 出版社: Barbour Pub Inc ; ISBN: 1593102569 ; (2004/09)

・One Wintry Night/Pamela M. Griffin
・The Christmas Miracle/Maryn Langer


◆Amazon

『A Season of the Heart: Rocky Mountain Christmas / The Christmas Gifts / The Christmas Charm』/Jillian Hart (著), Kate Bridges (著), Mary Burton (著) ¥683
マスマーケット: 299 p ; 出版社: Harlequin Books (Mm) ; ISBN: 0373293712 ; 3 Bks in 1 版 (2005/10)

・Rocky Mountain Christmas/Jillian Hart
・The Christmas Gifts/Kate Bridges
・The Christmas Charm/Mary Burton


『A Time for Angels (Christmas 2-In-1 Fiction)』/Sandra Petit (著), Gail Sattler (著) ¥617
ペーパーバック: 216 p ; 出版社: Barbour Pub Inc ; ISBN: 1593107927 ; (2005/09)

・Angel on the Doorstep/Sandra Petit
・An Angel for Everyone/Gail Sattler


『In the Spirit Of...Christmas』/Linda Goodnight (著) ¥620
マスマーケット: 250 p ; 出版社: Steeple Hill ; ISBN: 0373873360 ; (2005/11)
From Publisher
Since leaving her troubled past behind, Lindsey Mitchell relished living in the small Christian community of Winding Stair, Oklahoma. But as December approached, she knew she'd need help to run her tree farm. So she hired new arrival Jesse Slater. The widower and his little girl fit right in...except when it came to celebrating the spirit of the season. As the town banded together and introduced the newcomers to the local festivities, Lindsey sensed there were deeply rooted reasons for Jesse's lack of faith. Could she help him find his way back home and teach him his adorable daughter the true meaning of Christmas?
【 2005/12/20/19/56/24 (Tue) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

『ねじの回転』

ちょっと前に「BOOK CLUB」の課題にもした、ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』。課題にしたにも関わらず、いまだに読んでいないので非常に気になっていたのだが、いい加減、読まなくちゃ・・・と思って開いてみたところ、なんとクリスマスの話ではないか!

私が持っている本では、先に『デイジー・ミラー』が入っているので、そちらばかり見ていて、『ねじの回転』がクリスマスものとは、今の今まで気が付かなかったのだ。(^^;

この話は、「暖炉を囲み、一同固唾を呑んでその話に耳を傾けていた。由緒ある館のクリスマス・イヴの席での幽霊話であったから、不気味に感じるのは当然であった」という始まりからしても、幽霊話であるというのは明白だが、なるほど、前にも書いた「クリスマス本=幽霊話」というのは、これなんかがそうなのか。

それでも、ディケンズの『クリスマス・カロル』と合わせて2つだ。そのほかに、クリスマスの幽霊話って、どんなものがあるのだろう?

ともあれ、クリスマスのロマンスものにもちょっと飽きているところなので、このへんで幽霊話を入れてもいいかと。このあとに読む本は、たいした内容でなくても、温かく感動的な話に思えるかも・・・。

『ねじの回転 デイジー・ミラー』/ヘンリー・ジェイムズ (著), 行方 昭夫 (翻訳)
文庫: 366 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 岩波書店 ; ISBN: 4003231392 ; (2003/06/14)
出版社/著者からの内容紹介
〈アメリカ的なもの〉と〈ヨーロッパ的なもの〉の対立を扱い、一躍ヘンリー・ジェイムズ(1843-1916)の文名を高からしめた〈国際状況もの〉の代表作「デイジー・ミラー」。その解釈をめぐってまさに議論百出の感のある、謎に満ち満ちた幽霊譚「ねじの回転」。ジェイムズの最もポピュラーな中篇2篇を収録。新訳。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『Christmas in the Air: Snowbound Holiday/A Season of Hope』/Irene Brand (著), Dana Corbit (著) ¥620
マスマーケット: 250 p ; 出版社: Steeple Hill ; ISBN: 0373873328 ; (2005/10)

・Snowbound Holiday/Irene Brand
・A Season of Hope/Dana Corbit
【 2005/12/19/20/35/06 (Mon) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

全国大学ラグビー開幕

早大が最多タイの126点

ラグビーの第42回全国大学選手権は18日、東京・秩父宮ラグビー場などで開幕。1回戦8試合を行い、2連覇を目指す早大は立命大に 126-0 で大勝し、準々決勝に進出した。126得点は第40回大会に法大が1回戦の福岡工大戦でマークしたのと並ぶ歴代最多タイ記録。─sanspo.com

第42回(2005年度)全国大学選手権試合日程


今日から、ラグビーの対抗戦グループとリーグ戦グループが戦う「全国大学選手権」が始まったが、アポロ13号の骨折の治り具合が予定通りではなく、残念ながら観に行けない状態。

それにしても、早稲田はすごい!3桁で完封勝ち。相手が東大とか、そのレベルのチームならともかく、大学選手権はそれぞれのリーグのベスト4が出ているんだから、この結果は驚くべきものだ。ああ、観に行きたかったなあ・・・。

アポロ13号自身は、「何が何でも1月8日の決勝戦だけは観に行く!」と断言しているのだが、そういうことなら、狭苦しい国立競技場の座席でも、なるべく座りやすいと
【 2005/12/18/23/19/23 (Sun) 】 読書と日常 | TB(-) | CM(-)

『Three Wishes』

バーバラ・デリンスキーの『Three Wishes』を読み終えた。これもクリスマス本のひとつで、どうせ・・・と全く期待していなかったのだが、予想に反して、とても面白かった。

内容は、「交通事故により重傷を負ったウエイトレスのブリーは、光り輝く存在から三つの願い事を授けられて現世に戻るという臨死体験をする。彼女を車ではねたのは、弁護士にして有名作家という素姓を隠して最近町に引っ越してきたトム・ゲイツだった」という設定で、もちろんこの二人が恋に落ちて結婚にまで至るのだが、問題は、与えられた「三つの願い」だ。

この「三つの願い」は、本当に叶えられるのか?はたまた、願いが三つ叶えられたあとはどうなるのか?というのが、最後まで読者を引っ張っていく鍵で、それが、ロマンスにちょっとしたミステリを加味し、退屈させない展開となっている。

事故により、子どもができなくなってしまったブリーだが(99,5%くらい不可能と言われる)、愛する夫トムのため、「子どもを授けてください」と願いをかけるわけだが、その願いは、与えられた三つのうちの最後のもの。これが叶ったら・・・。

さて、このひとつの願いのために、自分の命がなくなるとしたら、一体どうするのがいいのだろう?個人的には、トムはあくまでもブリーを愛したのであって、子どもを愛したわけではないとも思うし、トムの人生において、ブリーが一緒にいなければ、意味がないのではないかとも思う。

二人の愛の結晶としての子どもは素晴らしいのだろうが、「三つの願い」などということがなければ、子どもがいなくても、二人は一生幸せに暮らしていけただろうに、とも思う。でもブリーは、どうしてもトムに子どもを作ってやりたかったのだ。

結末は、ちょうどクリスマスだ。どんな結末か、うすうす感じているのだが、その結末に向かっていくのが、とても怖い。死に向かって、カウントダウンをしているようだからだ。

二人があまりにも幸せで、あまりにも満ち足りているため、そこに向かっていくプロセスが、とても辛い。けれども、事故で一度死んだと思えば、それからの日々は、神に与えられた素晴らしいおまけのようなものだろう。とても残念な結末ではあるけれど、そこで終わっているからこそ、美しい物語になっているとも言える。

にしても、ハンサムでお金もあって、優しくて逞しい、何があっても守ってくれるトム・ゲイツのような男だったら、私も結婚したい!(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Three Wishes』/Barbara Delinsky (著)
ペーパーバック: 419 p ; 出版社: G K Hall & Co ; ISBN: 0783883161 ; Largeprint 版 (1998/12)
内容(「BOOK」データベースより)
交通事故により重傷を負ったウエイトレスのブリーは、光り輝く存在から三つの願い事を授けられて現世に戻るという臨死体験をする。彼女を車ではねたのは、弁護士にして有名作家という素姓を隠して最近町に引っ越してきたトム・ゲイツだった。事故のために子供を生めなくなってしまったブリーは、献身的に看病をしてくれたトムと愛し合うようになる。私は三つの願いをかなえるために生き返ったの?でも願いが実現したとき、私は死ぬのでは?とまどいのなかに愛を選んだ女性の生き方に心癒される、感動のラブロマンス。
【 2005/12/17/18/34/23 (Sat) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

クリスマスエルフのサイト

クリスマスエルフのサイトは続けよう!と思ったはいいが、ジオシティーズの移転のおかげで、前のサイトがボロボロになってしまったため、再度作り直した。携帯電話にも対応。エルフの日記は、現在移行作業中。

Christmas Elf
http://www.ms-s.net/w/view.php?uid=3677


ところで、このところ届いている本(関連)は、佐川急便での配送が続いているのだが、佐川は相変わらず遅い。先日届いたブックカバーなど、5日もかかった。24時間以内に発送する予定のAmazonのほうでも、なかなか発送しなかったのだけれど、にしても遅い。

佐川の場合は年中遅いので、年末だからというわけでもない。ペリカン便などの早さに慣れていると、佐川は異常に遅く感じる。

さらにAmazonのほうでも、クリスマス本はクリスマスまでに届ければいいと思っているのか、各商品に「~日以内に発送」と書いてあるのは全然関係ないみたいで、全部一律「25日までに配送予定」となっている。分割発送に指定しても、全部25日になっている。

クリスマス本は、クリスマスまでに読みたいのだから、クリスマスに届くのではダメなのだ。クリスマス本第2弾は、ちゃんと計算して、今日くらいまでに届くようにしたのに、なぜか25日になっている。

例えば、誰かにプレゼントするとしても、25日にうちに届いたのでは、送る暇もない。注文が増えると、サービスや管理がずさんになるんだろう。年々サービスが悪くなるような気がする。

読むものがないわけではなく、読みきれないほどあるのに、やっぱり新しい本が届かないと、欲求不満になる。今年はクリスマスっぽいことと言えば、それくらいしか楽しみがないんだから。

うちはアポロ13号が外に出たがらないので、毎年家でクリスマスをやるのだが、たまには外でにぎやかにパーティーしたい。特に今年はアポロ13号骨折のため、はなから無理な話。

でも、クリスマス本を読んでいると、どれもこれもそんなパーティーの描写が出てきて、いいなあ、羨ましいなと。静かなクリスマスも「たまには」いいが、毎年では飽きる。これもベッドと同じく、死ぬまでには・・・という夢のひとつかな。いつか、サンタクロースが叶えてくれると信じよう。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『闇の報復(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 仁科 一志 (翻訳) ¥550
文庫: 310 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594019242 ; 上 巻 (1996/03)
内容(「BOOK」データベースより)
南部の大学町で孤独な生活を送る女性数学者リスルは、美貌と才能に恵まれた大学院生レイフと知り合い、恋に落ちた。選ばれた人間は道徳など無視していいと主張するレイフの影響で、徐々に人格を変えられていくリスル。彼女の数少ない友人だった用務員のウィルは、そんなリスルの姿を見て、ある忌まわしい記憶が甦ってくるのを感じた。それは、五年前、彼がまだビル・ライアン神父と名乗っていたときに起きた、悪夢のような出来事の記憶だった。巨匠F・ポール・ウィルスンが『リボーン』に続いて放つ鮮烈な心理ホラー。
●画像は原書 『Reprisal』
【 2005/12/16/04/20/54 (Fri) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

居座る寒気団

真冬の寒さは続く

冬型が緩んでも、上空には強い寒気団が居座っている。最高気温は全国的に真冬並みの所がほとんど。この冬になって、一番低かった所は、根室氷点下1度1分、東京8度2分、長崎5度2分、沖縄の那覇16度3分。(福岡は夜に、5度7分まで上昇。今冬2番に)


初雪も「早い」

今冬の初雪は、北日本や北陸では平年より遅い所が多かった。しかし、12月初旬から断続的に強い寒気が南下したため、12月5日以降に初雪を観測した所(27地点)では、すべて平年より早い。15日は、伊豆大島と大阪、神戸で初雪が降った。


お天気のことなんかを書くと、いかに話題がないかということを暴露しているようなものだが、それにしても、エアコンだけでは全然暖まらないほど寒いので、ちょっとメモった。年と共に、寒さが身にしみるのかなあ?などと思っていたのだが、やっぱりほんとに寒かったのか。(^^;

温暖化って、冬も暖かくなってしまうんだろうかと思ったが、実は逆らしい。夏は超暑く、冬は超寒くなるのだ。それが証拠に、先日のニューオーリンズの気温が5度とか。南部はそんなに寒くならないのだろうと思っていたのに、実際、東京より寒いみたいだ。

集めたクリスマス本の表紙を見ていると、明らかに好みがあって、三角屋根の家の周りに、雪が積もっているというような絵が多い。絵で見ている分には雪も素敵だけど、寒いのはやっぱり嫌だ。でも、こういう所は暖房設備もちゃんとしているし、家の中は暖かいのよね、と思う。

案外、家の中は北国よりも都心に近いほうが寒かったりする。それより、北国でもない、都会でもないという、うちの実家のあたりが、いちばん中途半端で寒い気がする。父は血圧が高かったから、どの部屋に行っても暖かい家に住まわせてあげたかったな、とふと思う。

寒いと、そんなことを思いながら、日本のすきま風の入ってくる住宅事情が悲しくなるので、とてもブルーになる。暖房手段が電気しかないので、この電気が止まったら・・・と思うと、恐怖でもある。

ところで恐怖といえば、先日スズメバチの夢を見た。スズメバチ大群が家の中に入ってきたのだ。マキャモンの『少年時代』を思い出し、じっとしていなくてはいけないと思い、スズメバチにたかられても、ひたすらじっとしている夢だった。

なんで、こんな夢を見たのだろう?ものすごい恐怖だった。この冬こそは、隣の家の軒下にある蜂の巣を退治しよう!絶対に!
【 2005/12/15/23/35/38 (Thu) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

『Snowbound Baby』

ようやくクリスマス本を読み始めたはいいが、1冊目の『Snowbound Baby』は大ハズレ!ああ、がっかり。ぶぶぶ!

クリスマス商戦に乗せて書かれた(または売られた)クリスマス本は、だいたい面白くないものが多いのだけど、きれいな表紙なんかに騙されて、つい期待してしまう。毎年痛い目に合っているのに、全然懲りない。

クリスマスはロマンス作家の稼ぎ時じゃないかと思っていたが、近頃では、有名なミステリ作家まで、クリスマス本を出したりしている。ジェームス・パタースン、ジョン・グリシャム、ジェフリー・ディーヴァー、アン・ペリーなどなど。

私の場合、クリスマスにミステリを読む気分にはならないので、あまり食指は動かないが、そういえば、F・ポール・ウィルスンの<始末屋ジャック>シリーズでも、2作目は化け物も何も出てこない、「ちょっといい話」的なクリスマスものだった。

ウィルスンの本のあとがきに、「クリスマス本は幽霊話」と書いてあったが、クリスマスの本で幽霊が出てくるものなんて、ディケンズの『クリスマス・カロル』しか読んだことがない。あとはほとんど、「ちょっといい話」的なものばかりだ。

その「ちょっといい話」というのは、価値観の違いもあったりして、本当に「いい話」なのかどうかは、読者の判断によるだろうと思う。何度も言うようだけど、だいたいが、くだらない話を引き伸ばして書いているだけとも言える。時期が、たまたまクリスマスだったというのも多いし。

というわけで、毎年、毎年、がっかりしながら、それでもまた、新しいクリスマス本には抵抗できない私。

ところで、図書館にディケンズの『クリスマス・カロル』の大型絵本があったので、ちょっと見てみたところ、絵がものすごくリアルで、怖い!私は子どもの時に『クリスマス・カロル』を読み、字だけでも怖くて仕方がなかったのに、こんな怖い絵がついていたら、クリスマスにうなされてしまう!と思った。本当に怖い。だから、誰も借りてない。(--;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Snowbound Baby』/Susan Meier (著) 
マスマーケット: 184 p ; 出版社: Silhouette ; ISBN: 0373197918 ; (2005/11)


◆マーケットプレイス

『闇の報復(下)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 仁科 一志 (翻訳)
価格: ¥571 (税込)
ユーズド価格 : ¥10+送料¥340=¥350
(徳島県・高原書店徳島倉庫)
文庫: 338 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594019250 ; 下 巻 (1996/03)
内容(「BOOK」データベースより)
リスルを悪の世界に引き込んだ青年レイフは、かつてビルの教え子ダニーを惨殺した謎の女サラと瓜二つだった。それに気づいたビルは、レイフにサラとの関係を問いただす。だがレイフは冷笑を浮かべながら、一つの驚くべき事実を明かした。ビルが五年前に自らの手で埋葬したはずのダニーは、実はまだ生きているというのだ。―復活を遂げた『ザ・キープ』の悪の化身ラサロムと、『リボーン』のライアン神父との終わりなき闘いを描き、傑作『ナイトワールド』へと続くファン待望のホラー巨編、ついに登場。

●画像は原書 『Reprisal』
【 2005/12/14/23/36/14 (Wed) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

司馬遼太郎 『功名が辻』

私が日本文学、特に時代ものの本を買うなんて珍しいのだが、これはアポロ13号のリクエスト。来年の大河ドラマの原作だそうな。内容は、山之内一豊の妻の話。

山之内一豊が思い出せなくて、「ほら、ナントカの妻ってやつ」と言ったら、「ああ、山之内一豊か」とすぐわかるなんて、妻の鏡とも言えるような人なんだろうな。でも、名前で覚えてもらえないなんて、ちょっと気の毒だなあ。

私は日本史が全然ダメなので(世界史もダメだけど)、山之内一豊の名前は知っているが、どんな人かもよくわからない。大河ドラマの原作は、昔、中井貴一がやった「武田信玄」の原作を読んだことがあるだけだ。

よく、自民党の山崎拓や、ほかの国会議員のセンセイ方が、昔の武将に例えて話をしたりするが、そういうのが大嫌いなのだ。「小泉さんは信長だ」なんて聞くと、「小泉は小泉で、信長ではない」と思う。信長、秀吉、家康・・・ワンパターンすぎる。たまには、「小泉さんはリンカーンだ」とか、「小泉さんはヒトラーだ」とか、言う人はいないのかな?

アポロ13号は時代ものが好きなので、私のあまりの無知ぶりに、しばしば呆れ返る。だから、今更「山之内一豊ってどんな人?」と聞けないから、こっそり調べてみなければ。(^^;

ところで、山之内一豊って、この字でいいのかな?それさえもわからない。漢字っていろいろあって面倒だなと思う瞬間。こんなに面倒で難しい言語なんか、インターナショナルになるわけがない。

それを苦もなく使っている日本人てすごいんだなと思うけれど、最近、日本語を書くのが面倒になっている。日本語は画数が多いので、時間がかかりすぎるし、手も痛くなるからだ。英語でスラスラ書けたら楽なのにな、と思う。

私が日本文学を好まないのは、この漢字の問題も大きい。人の名前などの正しい読み方がはっきりしないような時があると(例えば、幸子は「さちこ」なのか「ゆきこ」なのかというようなこと)、それがずっと気になってしまい、ストーリーに没頭できなくなるからだ。

となれば、中国の本などは、漢字の読み方ばかり気になってしまって、とても物語を読んでいるようではないから、『三国志』なんか、開いただけで眩暈がするほどだ。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『功名が辻〈1〉』/司馬 遼太郎 (著) ¥570
文庫: 313 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4167663155 ; 新装版 版 1 巻 (2005/02)

※アポロ13号のリクエスト。来年の大河ドラマの原作らしい。

『功名が辻〈2〉』/司馬遼太郎 ¥570
『功名が辻〈3〉』/司馬遼太郎 ¥570
『功名が辻〈4〉』/司馬遼太郎 ¥570


Amazon.co.jp オリジナルブックカバー(ボルドー) ¥273
(Amazonギフト券 ▲¥273)
ISBN: B0009WHOLM ; (2005/07/11)
素材:ポリエステルキャンバス
仕様:しおりつき
サイズ:縦 約16cm x 横 約30cm(文庫版サイズ)
【 2005/12/13/19/42/17 (Tue) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)

古文書はファンタジー?

<始末屋ジャック>を読み終え、いったん集中力が途切れたせいか、急に読書のスピードがダウン。ロマンスものより、ミステリやホラーのほうが、どんどん先に進むのは仕方がないとしても、あまりの脱力ぶりに、我ながら情けない。これから、クリスマス本第2弾も来るというのに、このスピードでは何冊読めるか・・・。

今日は、どん底に行った。文学部の上村君に貸しておいた本を引き取るためだったのだが、その本を書いた本人がいたので、ぎょ!っとした。自分もまだ読んでいないので、その話題に触れてはいけないと、そそくさとしまい込む。(汗

一緒に返してもらった『竹内文書と月の先住宇宙人』を見て、途中から同席した専修大学の日本史の教授が、「竹内文書なんかインチキだ!」といきまいた。そりゃそうでしょうよ。だって「日本は宇宙ができる以前からあった」なんて書いてあるんだから。

でも、そういう嘘(ほんとかもしれないが)を、しゃあしゃあと本気で書いちゃうってとこが魅力なんだと思う。竹内文書だけでなく、死海文書でも、ギリシア神話でも、日本書紀でも、昔のことを知っている人がいるわけじゃなし、神様とか不思議な現象とかを表すには、想像をたくましくして、とんでもない話になってしまうのは、しょうがないことだ。とすれば、古文書はファンタジーの一種かも?


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

Amazon.co.jp オリジナルブックカバー(ブルー) ¥273
(Amazonギフト券 ▲¥273)
ISBN: B0009WHOLW ; (2005/06/27)
素材:ポリエステルキャンバス
仕様:しおりつき
サイズ:縦 約16cm x 横 約30cm(文庫版サイズ)
【 2005/12/12/23/46/11 (Mon) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)