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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2006年01月 】 

F.P.ウィルソンの<ナイトワールド>

昨年末から楽しみにしていた、F.P.ウィルソンの<ナイトワールド>シリーズ1作目、『城塞(ザ・キープ)』を読み始め、スローペースだが、とりあえず上巻を読み終えた。これは、私の大好きな(?)吸血鬼もの。

予定では、今頃ステファニー・メイヤーの『トワイライト』(これも吸血鬼)を読んでいるはずなのだが、11月に図書館に予約した時、4番目ですと言われたのに、今もって、まだ4番目のままらしい。なぜ?

たまたまコンピュータ操作が下手なおじさんだったため、それ以上聞くのは無理だったのだが、そろそろ2ヶ月になるというのに、なぜずっと4番目のままなのか、依然として不明。

というわけで、ウィルソンのほうを読んでいるわけだが、<始末屋ジャック>のシリーズもそうだったが、ウィルソンはシリーズの出だしがあまり上手くない。シリーズ全体はそこそこ面白いのだが、どのシリーズも1作目は説明が多くて、うんざりな部分がある。

この作品でも、あらすじも何も知らなければいいのだろうが、吸血鬼ものであるということを知っているだけに、上巻の終わりごろになって、やっと吸血鬼らしきものが出てきたので、待ちきれなくて息切れしそうだ。

だいたい、重要人物のドイツ軍の大尉が、絵を描くのが趣味で・・・なんて、なんか意味があるわけ?と思う。「この景色は水彩ではなく油絵だ」とか、どうでもいいや、そんなこと!早く吸血鬼を出せ!という感じ。

で、やっと出てきた吸血鬼らしきもの(まだ吸血鬼と断言されていない)は、あの吸血鬼の祖ブラド・ツェペシュ(串刺し)候のお友だちらしい。これが出てくるまで、まさかこれも<始末屋ジャック>に出てきた化け物「ラコシ」じゃないだろうな・・・と嫌な予感がしていたのだが、どうやら「ラコシ」ではないみたいなので、とりあえずほっとした。

でも何となく、ただの吸血鬼ものではないという感じもしている。ということは、のちにこのシリーズにもジャックが出てくるところから考えても、何か「異界」に繋がりがあって、やっぱり「ラコシ」が出てくるんじゃないか?と。。。

しつこい化け物は、物によっては嫌いではない(「エイリアン」とか)のだが、ラコシには魅力を感じていないので、またラコシが出てきたら嫌だ。うんざりだなあ。知能もあまり高くないみたいだし、ジャックひとりにやられてしまう程度の化け物だし。

でも、私はなんで吸血鬼が好きになったのかな?「吸血鬼」が好きなわけじゃなくて、「吸血鬼もの」が好きなのだが。ブラム・ストーカーの 『吸血鬼ドラキュラ』 と、マキャモンの 『奴らは渇いている』 のおかげかな?それと、キム・ニューマンの「ドラキュラ」の続編(『ドラキュラ紀元』『ドラキュラ戦記』『ドラキュラ崩御』・・・どれも絶版だなんて、絶句!)も忘れてはいけないだろう。

人間て、根本的に怖いものが好きらしい。怖いものは苦手という人も、実は自分で気が付かずにいるだけで、本当は好きかも。でも「ドラキュラ」などは、まず身近にいないという前提があるから、わくわくして読めるのだが、稲川淳二の怪談なんかは、自分の経験範囲内でリアルに想像できてしまうので、より怖い。というか、全然聞けない。聞いたらもう、トイレに行けなくなる。<意気地なし。。。(--;

ともあれ、ウィルソンの1作目は吸血鬼ものということなのだが、そのあとの<ナイトワールド>シリーズは、どんな化け物が出てくるのやら?とりあえず楽しみではある。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『城塞(ザ・キープ) (上) 』/F・ポール・ウィルソン (著), 広瀬 順弘
文庫: 290 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042592015 ; 上 巻 (1984/07)
カバーより
1941年、ドイツ軍の一部隊が、トランシルヴァニア山脈を縫う山道脇の、小さな城塞に駐屯した。前方は峡谷、広報は弾劾の天然の要害だった。変わっているのは、城塞の所有者は不明ながら、毎年維持費がスイスの銀行から送られてきていることと、城内至る所に、奇妙な形の十字架があることだった。異変は駐屯2日目に起きた。壁石を動かした兵士が、首を引きちぎられた死体となって発見されたのだ。そして、完全な密室の中で、もう一人の兵士が喉を引き裂かれて死んでいた。パルチザンの仕業か、それともこの城には何者かが棲みついているのか?やがて創造を絶するかたちで、第三の殺人が発生した・・・。

※画像は原書 『The Keep』


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【 2006/01/06/19/34/37 (Fri) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)