FC2ブログ

日刊知的ぐうたら生活

schazzie clubのホームページを移転しました⇒http://schazzie.wix.com/index
011234567891011121314151617181920212223242526272803
月別アーカイブ  【 2006年02月 】 

<ナイトワールド・サイクル>

インフルエンザで体調が悪いため、小難しい本は読みたくないと、F・ポール・ウィルスンの<ナイトワールド・サイクル>シリーズを読んでいたのだが、先日読み終えた『リボーン』は、話がそこで終わらなかった。

本来ならここで、図書館で借りているグレアム・グリーンを読む予定だったのだけれど(これも予約が入っているので延長ができない)、明らかに話が続いているとわかっていたのでは、途中でやめるわけにもいかず、次の『闇の報復』に入ってしまった。

<始末屋ジャック>シリーズも、ホラーの要素はあるが、この<ナイトワールド・サイクル>のほうは、もろにホラー。でも、部分的にマキャモンっぽいとか、アン・ライスみたいだと思うところがあって、前に読んだことがあるような感じにとらわれる。たぶんそんなところが、★を3つ(無理して4つ)しかつけられない原因かもと思う。

それなりに面白いし、いつの間にか引き込まれて一気に読めるのだが、読み終えて評価を考えるときになると、うう~ん、やっぱり3つかなと思ってしまう。私は個人的にキングは好きではないから、キングよりは全然いいと思うけれど、ウィルスンはいい!と言い切れない何かがあるんだなあ・・・。

今後ウィルスンは、<ナイトワールド>のほうではなく、<始末屋>のほうを展開させていくらしいが、それは正しい判断だろうなと思う。<始末屋>がどう始末をつけるのかという設定自体が、読者に興味を抱かせるものだから。

ただし、今後は「始末屋+ナイトワールド」といった形で、ホラーの要素もたっぷりのようなので、ホラーファンも楽しみにしていて損ではないだろう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『闇の報復(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 仁科 一志 (翻訳)
文庫: 310 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594019242 ; 上 巻 (1996/03)
内容(「BOOK」データベースより)
南部の大学町で孤独な生活を送る女性数学者リスルは、美貌と才能に恵まれた大学院生レイフと知り合い、恋に落ちた。選ばれた人間は道徳など無視していいと主張するレイフの影響で、徐々に人格を変えられていくリスル。彼女の数少ない友人だった用務員のウィルは、そんなリスルの姿を見て、ある忌まわしい記憶が甦ってくるのを感じた。それは、五年前、彼がまだビル・ライアン神父と名乗っていたときに起きた、悪夢のような出来事の記憶だった。巨匠F・ポール・ウィルスンが『リボーン』に続いて放つ鮮烈な心理ホラー。
※画像は原書 『Reprisal』
スポンサーサイト



【 2006/02/09/23/30/10 (Thu) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)