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日刊知的ぐうたら生活

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イギリスのナンセンス

ジョン・スタインベックの『チャーリーとの旅』を読み始めて、すごくホッとしている。スタインベックは本当に文章の巧い作家だから、わざわざ笑わせようと意図しなくても、自然に面白いと思える。

昨日まで読んでいたニール・ゲイマンの『アナンシの血脈』は、笑わせようと意図して書いているのがわかってしまって逆に笑えないし、そもそもイギリスのナンセンスは好きではないので、ちょっとうんざりした。イギリスのナンセンス文学は『不思議の国のアリス』や『マザーグース』などが良く知られているが、ゲイマンの『アナンシの血脈』もその雰囲気がある。

スタインベックとゲイマンを比較するのは、ジャンルも違うので無理な話とは思うが、やはり落ち着いたちゃんとした文章は読んでいて気持ちがいい。これは多分に翻訳の問題もあって、『アナンシの血脈』の翻訳が金原瑞人氏と知った時に感じた嫌な予感が、そのまま当たってしまった感じだ。もちろんヤングアダルト専門の金原氏の翻訳がいい時もあるのだが、近頃では合わない時のほうが多い。

『アナンシの血脈』はホラーっぽい部分を生かせば、イギリスのスティーヴン・キングにも成り得ただろうにと思ったりもしたが(キングは好きではないが偉大だと思う)、とにかく翻訳の文体が子供っぽくて、せっかくのそうした部分も台無しになってしまっている。私はニール・ゲイマンは好きなので、かなりがっかりだ。

金原氏自身も、これは大人向けのファンタジーだとあとがきに書いているのだから、ヤングアダルト向けっぽい翻訳には顔をしかめざるを得ない。何よりファンタジーの翻訳なら何でもかんでも金原氏という出版社の何も考えていない態度に腹が立つ。

「ハリー・ポッター」が売れるのは、子供が主人公のファンタジーではあるが、あえて子供向けに訳していないという理由もあると思う。ファンタジーを読むのは子供であり、ゆえにファンタジーの訳は子供っぽくていいのだというのは、全くの勘違いだ。子供だって、ちゃんとした文章なら読めるはずだ。

イギリスのナンセンスは、文学的センスのある訳なら引き立つが(無意味なナンセンスを日本語に訳すのは至難の技だが)、そうでないと筒井康隆のドタバタSF風になってしまう。私がイギリスのナンセンスを好きでないのも、あまりいい訳にお目にかかっていないせいかもしれない。
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【 2007/04/19/15/07/52 (Thu) 】 moblog | TB(0) | CM(0)

チャーリーとの旅

20070419030311
*…読書中…*

●ジョン・スタインベック
『チャーリーとの旅』448p

※自分はどれだけ祖国の実情を知っているだろう―そんな疑問にとりつかれた作家スタインベックは、特注キャンピングカーに愛犬チャーリーを乗せ、アメリカ一周の旅に出た。人生の哀歓と自然の美しさに彩られた旅は、まるで人生そのもののように浮沈を繰り返しながら進んでいく。孤独とともに16000キロを走り抜けた4ヶ月。いまなお世界中の読者に愛される、旅文学の傑作!
【 2007/04/19/03/03/11 (Thu) 】 moblog | TB(0) | CM(0)

Proud Mary

200704190054472
20070419005447
ちなみに、同じくCCRの“Proud Mary”はミシシッピ河の蒸気船の名前なので、写真のようなイメージを思い浮かべてます。
【 2007/04/19/00/54/47 (Thu) 】 moblog | TB(0) | CM(0)

Green River

20070419004845
CCRの“Green River”苦労の末、やっと曲と歌詞が入りました。入っただけでは全然ダメなのがCCR。南部独特の泥くさい雰囲気を出すにはどうするべきか?

とりあえず写真のような風景を思い浮かべながら、イメージトレーニング。ニューオーリンズのスワンプです。
【 2007/04/19/00/48/45 (Thu) 】 moblog | TB(0) | CM(0)

横浜戦チケット

20070419002311
神宮の横浜戦のチケットです。神宮の横浜戦は4月を逃すと、8月末か9月まで観れません。お天気回復しますように!でも寒そう…真冬のラグビー観戦なみの装備が必要かも。
【 2007/04/19/00/23/11 (Thu) 】 moblog | TB(0) | CM(0)