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日刊知的ぐうたら生活

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月別アーカイブ  【 2007年04月 】 

サンフランシスコ

『エデンの東』を書いたノーベル賞作家のジョン・スタインベックは、カリフォルニアのサリーナスという所で生まれ育った。彼にとって都会(シティー)と言えばサンフランシスコであり、アメリカではそれ以外に有り得ない。後年移り住んだニューヨークは街(タウン)なのだそうだ。

そのスタインベックが愛犬と共に旅をしてサンフランシスコに戻って来た時の描写は感動的だ。サンフランシスコの風景を頭に思い浮かべながら読むと、なお一層胸に迫るものがある。

金門橋を渡ったソーサリート側から眺めるサンフランシスコは確かに素晴らしい。右側の山から流れて来る霧が金門橋を覆い隠す様子も驚異的だ。

たまたまトニー・べネットの“I Left My Heart In San Fransisco”を聞きながらスタインベックのサンフランシスコの描写を読んでいたので、余計に感動もしたのだが、歌のほうも大好きだ。これもトニー・べネットだからいいんだろうけど…。

最後にスタインベックの一節を。

…そこは私が覚えている都会(シティー)のままだった。自らの偉大さを知っているので優しくなれるのだ。貧乏時代の私にも優しいところだったし、今の私が一時的に裕福になっていても腹を立てたりしなかった。
―ジョン・スタインベック『チャーリーとの旅』より
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【 2007/04/23/16/52/49 (Mon) 】 moblog | TB(0) | CM(0)