
話のタネにと思って図書館に予約して、延々と待たされた『佐賀のがばいばあちゃん』は、あっという間に読み終わった。映画やドラマにもなったし、著者が内容を喋りまくっているから、中身はほとんど知っているようなものだったが、話のネタとしては面白いし、泣かせる部分もあり、教訓めいたところもあって、ためにもなる。平易な文章だから、小難しい話は嫌という人でも、あっという間に読める。
しかし、簡単な文章だからすぐに読めると思うのは間違いで、面白くなければ、あっという間に読むほど集中しないから、あっという間に読めたというところが、がばいばあちゃんのがばいたる由縁だろうと思う。
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