
昨日は映画→打ち合わせ→仕事でとても疲れたので早めに寝たのはいいけれど、クーラーをつけているにも関わらず、汗びっしょりで目が覚め、それからあまりよく眠れませんでした。
バンドメンバーに関する悩みは、リーダーとしては最大の苦悩ですから、そうすんなりと夢の世界には入れませんね。体は疲れていても、頭が休まりません。集客もしかり。
仕方がないので『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を読んでいましたが、昨日初日に観てきた映画は、大筋は原作と変わらないものの、だいぶはしょられていて、謎のプリンスとは誰なのかとか、偉大な人物が死ぬことに対して、原作を読んでいないと納得できないのではないかと思いました。
偉大な人物が死ぬ件は、結局最終巻になるまでその意味は不明だし、殺した人物の真意も分からないわけですが、それにしてもあっけなさすぎる。
次作、最終巻の映画は二部作となり二年がかりになることを考えると、今作でそのあたりをしっかり描いていないと意味不明になりそうです。ハリー達の恋愛話ばかり目立って、肝心のストーリーがないがしろにされた感が…。
それと、映画には関係ないけれど、やっぱり新宿ピカデリーの作りは良くない。いや、酷い。誰が設計したものやら、行くたびに腹が立つ。詳細は書かないけれど、一度行けばわかります。
また、ミラノ座や以前のピカデリーには、特にハリポタの時などは映画館全体が盛り上げている感じがあり、わくわく感がありました。今のピカデリーにはそういうものがない。ミラノ座で上映しないのが本当に残念!
さらに、グッズも言うまでもなくあんなところでは期待できるはずもなく…。今日は伊勢丹の「ハリポタ展」に行って、映画とは別に、魔法の世界を堪能してこようと思います。
すごく楽しみにしていたのに、周辺環境でそれが半減してしまうのって、非常に欲求不満です。ああいう映画館はやっぱり嫌いです。スクリーンは小さいし、どんな映画を観ても同じ。入る前にイライラさせられ、終わってからは余韻もない。
映画は夢を見させてくれるものと思っていたのに、今や単なるビジネスでしかないとしか感じられません。それでも懲りずに、また日曜日に行くんですけど、そこでしかやっていないのだから仕方がない。
つくづく『指輪物語』はミラノ座で良かったと思います。バルト9で観た「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」など、映画館の不満ばかりで映像などほとんど覚えていない。ホントに嫌になります。
ああ、疲れた…。