マーケットプレイスからDVDが届いた。ヴィゴ・モーテンセンとエド・ハリスの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」だ。これは公開されるのを楽しみに待っていたのだが、結局日本では公開されなかった・・・と思っていたら、ひっそり公開されて、さっさと終わってしまったようだ。
というわけで、DVDになるのを心待ちにしていたのだが、いつ発売されたかも知らないうちに、気づけばいつの間にか出ていた。まだ観ていないのだが、ヴィゴの演技が高く評価されているものの、たぶんアラゴルン的なイメージではなく、「インディアン・ランナー」的なヴィゴなんだろうなと。
ヴィゴとエド・ハリスはどこか似ていて、海外のプロモーションの写真を見た時は、最初エド・ハリスか?と思ったのだが、よくよく見るとヴィゴだった。演技的にも似ているところがあると思う。どちらも好きなので、この二人が共演しているというのは、とても興味深い。
◆マーケットプレイス─DVD
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」価格:¥3,121 (税込)
ユーズド価格:¥2,400+送料¥340=¥2,740
(港区新橋・ブックマート新橋店)
出演: ヴィゴ・モーテンセン, エド・ハリス, ウィリアム・ハート, マリア・ベロ
監督: デイヴィッド・クローネンバーグ
販売元: 日活
DVD発売日: 2006/9/8
時間: 96 分
ASIN: B000GIWLRG
Amazon.co.jpデイヴィッド・クローネンバーグ監督が、グラフィック・ノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンス。ダイナーを営むトムは、店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ…。妻と2人の子どもと幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくり明らかになっていく。
クローネンバーグは、それまでの奇怪なテイストを極力抑え、要所の暴力描写のみにグロさを凝縮させる。本筋以外にもタイトルの「バイオレンス」を追求したシーンが多く、たとえば階段での夫婦の殴り合いがセックスへ発展し、いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すなど、暴力が人間の本能に深く絡みついていることがあぶり出される。暴力シーンによっては、妙にスカッとしてしまう部分もあり、観る者の暴力への欲求を試しているのかもしれない。キャストはそろって好演。とくに静かな狂気を微妙な表情でみせるヴィゴ・モーテンセンは、高く評価されるべき。(斉藤博昭)
●初回特典:スペシャル・パッケージ仕様
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