日刊知的ぐうたら生活

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カエサルの魔剣とは…

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ヴァレリオ・マンフレディの『カエサルの魔剣』を読み終えた。ハリー・ポッターとの併読で、だいぶ時間がかかってしまったが、普通なら一気に読めただろう。フィクションとは、まさにこういうことだなあと思う本だった。

西ローマ帝国の最後の皇帝であるロムルス少年は、両親を殺されたあと蛮族に追われ、家庭教師のドルイド僧と少数の仲間と共にブリタニア(イングランド)まで逃げ延びる。

少年皇帝は、実在したアウグストゥス帝のことなのだが、もし幽閉されたままでなかったとしたら…という仮定の話になっている。

しかし、結末がすごい!ミステリではないから、結末を明かしても差し支えないと思うが、読み進むうちに、勘のいい読者なら途中でおや?と思うだろう。そう、イングランドと言えば、あの話なんである。

廃墟でジュリアス・シーザーの剣を見つけたロムルスは、数々の苦難を乗り越えて海を渡り、ブリタニアで圧政者を倒し、竜の息子=ペンドラゴンとなるのだ。つまり、アーサー王の父である。当然、家庭教師はマーリンであり、岩に刺さった剣は、後にアーサー王が手にする魔法の剣エクスカリバーというわけだ。

これは義経がジンギスカンになったというようなものだが、こういう結末は全く予想していなかったので、ちょっとびっくり!なるほどねぇ、という感じだった。

ちなみにカエサルとは、ジュリアス・シーザーのことではなく、皇帝・陛下という意味のカエサルである。
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【 2007/07/28/00/23/17 (Sat) 】 moblog | TB(0) | CM(0)
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