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日刊知的ぐうたら生活

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あきれはてた殿様

「わしも、おのれの若いころをおもうと、めったなことはいえぬが、それにしてもひどいものよ。これでは、徳川の世の行末がおもいやられる」

長谷川平蔵は、久栄に、そういった。

「あのような悪業をしておきながら、恬として恥じぬ。小さいころから若殿様の御身分であまやかされ、おのれのすることは何でも通るものとおもいこまされ、他人はみな、おのれに従うものと考えている。秋元左近の亡父は、むかし、大御番の頭をつとめた人だそうな。それほどの人が、一人息子の左近を、どのように育てたものか、おれには、さっぱりわからぬ」

─── 池波正太郎『鬼平犯科帳・泣き味噌屋』


あー、こういう人知ってる!安倍晋三って言うんだよ。いつの時代にもいるんだねぇ、こういうあきれはてた殿様。

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【 2020/06/05/00/30/39 (Fri) 】 moblog | TB(0) | CM(0)
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