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日刊知的ぐうたら生活

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アラブとイスラエル(1)

今日から学校が始まった。マラマッド関連で、ユダヤについて勉強したいと思ったのだが、思いのほか人気のある講座で、無理だろうと、ほぼ諦めの境地でキャンセル待ちをしていたのだが、幸いにもキャンセルが出たので、かろうじて取ることができた。


◆「アラブとイスラエル」

【講師】:近藤 申一(早稲田大学元教授)

【目標】:第2次世界大戦後、いわゆる「中東」は混乱と対立が顕著となり、国際政治上、注目される地域となった。混迷の一因となっているのがアラブとイスラエルの対立である。アラブ諸国家とイスラエルの実態を略察しつつ、この対立の過程を分析してみたい。

【講義概要】:以下の小テーマで順次考察する。
(1)アラブ人とアラブ社会
(2)アラブ民族主義の出現と、その特徴
(3)現代アラブ諸国の概観と、彼らが内包する問題点
(4)差別、迫害にさらされてきたユダヤ人
(5)ユダヤ民族主義の出現
(6)ユダヤ民族主義に反対したユダヤ人
(7)パレスチナ紛争(両大戦間期)
(8)同上(イスラエル独立から1967戦争まで)
(9)同上(67年戦争以降)
(10)パレスチナ紛争をめぐる諸神話


というわけで、歴史かな?と思っていたら、政治学みたいなことをやるようだ。これが実際に、マラマッドの作品理解にどれほど役に立つかわからないのだが、授業はとても面白かった。ここには書けないような、先生の辛辣な社会批判にはびっくり!そんなことは、本では絶対に読むことができないだろう。生の授業を受けてみなければ、教授の本音はわからないってことだ。

今回は予習などもないので、気楽に楽しみながら聞いている感じだが、こうして授業を受けると、今までさっぱりわからなかった中東問題も、なるほど~とわかってくるから不思議。特に中東に感心があるわけではなかったのだが(必要に迫られて取った感じ)、聞いてみればなかなか面白い。

しかし目的はユダヤに関して知ることだから、授業後、「ユダヤについて勉強するには、旧約聖書は読んだほうがいいのでしょうか?」と質問したところ、「必要ない」との答え。個人的には、ユダヤの中でも旧約聖書の部分に一番関心があるんだがなあ。文学的には、「読んでいればそれなりにプラスになるが、特には必要ない」とのことだった。ふうん・・・。

近藤先生は、すでにリタイアした元教授で、一見優しい感じのおじいさんなのだが、いったん授業に入ると、キビキビとしたユーモアのある説明で、全く気をそらせない素晴らしい先生だ。パソコンなどは全く使ったことがないとのことで、資料のプリントもすべて手書き。せっかくだから詳細を記録しておこうと思ったが、とりあえず大変なのでやめた。そのうちどこかに書くかもしれないけれど。このクラスは、これまでと違って男性が圧倒的に多い。それも皆、私よりはるかに年上の方ばかりだから、何となく自ら「プリント配り係」を申し出てしまった。(^^;


●今日やったこと

・中東とは?
・アラブ人とは?
・アラブ意識を支えるもの
 (1)アラビア語
 (2)共通の歴史
 (3)イスラム教
・イスラム教の特色
・敬虔なイスラム教徒の日常生活行動様式
・イスラム教内の諸派


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ドラゴンランス伝説〈4〉レオルクスの英雄』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 320 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757720068 ; 4 巻 (2004/09/30)
出版社/著者からの内容紹介
シリーズ本編ともいえる三部作のひとつ「ドラゴンランス伝説」のシリーズ第4巻。多くの魅力的なキャラクターが登場する、剣と魔法のファンタジー。注釈付き完全版。


◆マーケットプレイス

『説得』/ジェーン・オースティン (著), jane Austen (原著), 大島 一彦 (翻訳)
価格: ¥2310
ユーズド価格: ¥1250+送料¥340=¥1590
単行本: 329 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: キネマ旬報社 ; ISBN: 4873762391 ; (2001/05)
内容(「MARC」データベースより)
恋心は分別と良識によってどこまで押さえられるものなのか? おだやかな晩秋の光に彩られた愛の再生の物語。最も美しく、最も繊細な作品として仕上がった、ジェーン・オースティンの晩年の傑作。

※一番好きな作品であるにも関わらず、オースティン作品でこれだけが手元にないのが気になっていたのだが、やっと入手できた。


◆早稲田文英堂書店

『マラマッドの短編小説─忘己利他にみる人間愛の極地』/岡田春馬
価格: ¥2700
ユーズド価格: ¥800
単行本: 327 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 近代文芸社 ; ISBN: 4773363010 ; (1998/01)
内容(「MARC」データベースより)
ユダヤ系アメリカ作家バーナード・マラマッドの短編小説十三編の作品解釈論集。「忘己利他」による崇高な人間愛の極致におけるエピファニーが見事に解明されている。

目次
1 「最初の七年間」―フェルドのエピファニーを中心として
2 「ドイツ難民」―オスカー・ギャスナーの自殺の原因を中心として
3 「魔法の樽」―エピファニーによる愛の認識と贖罪を中心として
4 「最後のモヒカン人」―アーサー・フィデルマンのエピファニーを中心として
5 「白痴優先」―ギンズバーグのエピファニーを中心として
6 「借金」―リープとカバッキーの真情交流を中心として
7 「夏の読書」―カタンザラ氏の慈愛とジョージの漂流生活からの脱却を中心として
8 「黒はぼくの大好きな色」―ネイサンの憐憫と慈愛によるエピファニーと寛容を中心として
9 「神よ憐れみを垂れ給え」―憐憫を中心として
10 「信用貸し」―憐憫を中心として
11 「哀悼者」―憐憫を中心として
12 「私の夢に描いた若い女性」―ミトカのルーツ夫人に対する贖罪としての愛の受容を中心として
13 「生活の代償」―サムの恐怖の幻想との葛藤を中心として
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【 2005/04/18/23/58/29 (Mon) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)
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