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日刊知的ぐうたら生活

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帝大気質

新潮社の「yom yom vol.6」に掲載された、森見登美彦の「或る失恋の記録」がとても面白かった。ちょっと万城目学に雰囲気が似ているなと思ったら、二人共京都大学だった。

学生時代に同じ環境にあったとすれば、似ているのも頷ける。そして二人共、青春小説と呼ばれるようなものを書いているのだから、舞台も必然的に同じになるわけだ。さらに、二人共京都弁は使わずに標準語で書いており、標準語で書く京都の物語というシチュエーションもまた一緒なのだ。

彼らには他にも共通しているところがある。やや時代遅れのバンカラな帝大気質というようなところだ。森見氏のほうが、それが顕著であるような気がして、個人的には森見氏のほうが好きだ。

森見氏の感覚が、同じく帝大出身の父と似ているような気がして、父ならきっとこんな風に言うだろうなと思え、とても身近に感じられる。帝大という言い方も古いが、そうとしか言えない気質。現代の男子にはなかなか見られない気質に、私は今でも憧れている。
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【 2008/04/21/04/16/39 (Mon) 】 moblog | TB(0) | CM(0)
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