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日刊知的ぐうたら生活

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エミリー・ロッダの<ローワン>シリーズ

『ローワンと魔法の地図』を読んだ。あれこれ頭を悩ますこともなく、途中で引っかかりもせず、サクっと久々に楽しく読めた本だった。

剣と魔法もののファンタジーにしては、誰も死なないし、完全な悪役も出てこない。明らかに児童向けではあるが、ストーリーがしっかりしている上に、退屈になりがちな冗長な記述もないため、あっという間に進む。

1巻目は、臆病で弱虫のローワンが、6人の仲間と共に魔の山に向かい、最後にはたった一人でドラゴンと戦って無事に帰ってくるという、ちょっと出来すぎの感もある話だが、どのような過程で、ローワンが自分の中にある勇気に気づくのかということが主題だろうと思う。いざとなれば、やれる子なんだってことだろう。

キャラ的には、仲間の中で一番大柄でたくましいストロング・ジョンというのが好き。彼はローワンの母親に、必ずローワンを連れて戻ると約束したのだ。なんか、シュワちゃんっぽいって感じ。(^^;

ちょっとだけ気になるのは、エミリー・ロッダはフェミニストのようで、物語の中でも男女同等に活躍の場があるということだ。それはそれでいいのだが、危機的な状況での会話に女性の言葉が入ってくると、ヒステリックな感じがして、どうもしっくりこない。訳者はロッダの考えを汲んで、男女がはっきりわかるように訳そうと思ったに違いない。そこにどうも違和感を覚えてしまう。

他のファンタジーと違って、特別な言葉もあまり出てこないし、この程度の内容だったら、むしろ原書で読んだほうがより良いイメージを抱けるだろうと思う。続編も読んでみたいと思っているのだが、原書にするか、翻訳にするか迷い中。翻訳なら図書館に揃っているが、原書のほうが良さそうだなあ・・・と。でも、買うのも面倒だ。翻訳なら目と鼻の先に置いてあるんだし。

などと思いつつ、だらだらと悩んでいる。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ローワンと魔法の地図 リンの谷のローワン(1)』/エミリー・ロッダ (著), Emily Rodda (原著), さくま ゆみこ (翻訳), 佐竹 美保 (イラスト)
単行本: 216 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: あすなろ書房 ; ISBN: 475152111X ; (2000/08)
内容(「MARC」データベースより)
リンの谷を流れていた水が止まり、川の水しか飲まない家畜のバクシャーは、日に日に弱ってくる。謎を解くため、少年ローワンは水源のある魔の山に向かうが…。スリル溢れる冒険ファンタジー。


◆Amazon

『Daisy Fay And The Miracle Man』/Fannie Flagg (著) ¥1382
ペーパーバック: 320 p ; 出版社: Ballantine Books (P) ; ISBN: 0345485602 ; (2005/09/13)
Book Description
Here is Fannie Flagg's high-spirited and unabashedly sentimental first novel, the precursor to the bestselling Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe.
Taken from the pages of Daisy Fay Harper's journal, this is a coming of age story set in rural Mississippi that is by turns hilarious and touching. It begins in 1952 when Daisy Fay is a sassy, truth-tellin' but lonely eleven-year old, and ends six years later when she becomes the flamboyant, unlikely -- but assured -- winner of the Miss Mississippi contest. Along the way, we meet some of the raffish and outrageous town locals, including her own Daddy, who comes up with a mortgage scheme that requires Daisy's "resurrection." This is a thoroughly entertaining comic novel with a heroine who is bound to capture your heart.
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【 2005/09/15/19/01/38 (Thu) 】 読書と日常 | TB(0) | CM(0)
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