稲垣足穂の
山ン本五郎左衛門
只今退散仕る
を読んでました
7月の1ヶ月間
毎日現れるお化けの
記録のような話
頁を開いた時に
ほとんど段落がないので
おや
と思い
それに加えて
息も継がせぬくらいに
たたみかける文体に
ガルシア・マルケス
のようだと思いましたが
こんな文体
だったかしらんと
思いつつも
よくも毎日
違った趣向を凝らした
お化けを登場させられる
ものだなと感心
足穂の想像力は
尋常じゃありません
そういえば私の
立体デザインの卒論は
足穂の文学と
デザインをコラボさせた
稲垣足穂の宇宙
というものでした
しばらく
遠ざかっていたけど
やっぱり足穂は面白い
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